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のぞいてみよう、業界別Facebookページ <メガネ編>

業界別Facebookページの紹介企画。今回はメガネ業界のFacebookの世界を見てみます。メガネをかけている方、かけていない方、それぞれメガネに対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?メガネの市場は、近視や乱視など、視力がよろしくない方向けだけのものではなく、ファッションやPCメガネ(=ダメージケア)などの用途も増えているのが状況です。
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そんなメガネを大きく分けると、
・メーカーと小売
・度入りとファッション

の4方向に分かれます。

今回は上記方向性をある程度網羅しているメーカー「JINS」を軸にFacebookでの運用をのぞいてみたいと思います。

JINSのFacebook運用は、大きく下記のカテゴリで分類されています。

①マス展開の告知
CMの告知や起用タレントの紹介など、マスアプローチの延長としての使い方です。

②販促活用
店頭キャンペーンの告知や、新商品訴求など、売上に直接響く内容の周知を図る使い方です。シーズンモチベーションを活用したギフト訴求もこちらに組み込まれます。(母の日など)

③ファッショナブルな演出の着こなしアイテム訴求
メガネをファッションという枠組みでとらえた際の展開です。主にモデルさんを起用して他の服とのコーディネートでメガネを演出しています。

④メガネのあるライフスタイルフォト
日常の中でのメガネをステキな写真とセットで演出し、商品のシズる感を出す戦略です。主に新商品や定番アイテムなど、ステキな写真素材を合わせて展開しています。

傾向として見えることは、目元や視力関連まで枠を広げたアプローチではなく、どちらかというと商品そのものにフォーカスした運用をされています。これは、JINSの商品ラインナップに影響しているものと考えられます。

JINSの商品は価格帯が安く、フレームのデザインラインナップが豊富であることが特徴です。つまり、”気軽にメガネに触れられる”環境の整備。そこに、視力というナイーブな内容や、医師などのコメントがエビデンスとして掲載されたコンテンツが入ってくると真面目=固い=とっくみにくいという印象が生まれてしまうため、なるべく避けているのではないかと思われます。

ライトな表現をする=ファッション系とは限りません。「ユーザーにどのような思ってもらいたいか?」がFacebookの運用では必要なのかもしれません。
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