2014
05.20
heat

イスラエル発の人気ヒートマップツール


先週、イスラエルの企業が開発したヒートマップ解析ツールの日本国内アカウント数が1,200件を突破したというリリースがありました。

ヒートマップという言葉をご存知でしょうか。ウェブページ上に配置されるボタンや画像のクリック回数や、マウスの動きなどの情報を、頻度や程度によって色分けして示した図のことです。温度分布を見分けるために使われるサーモグラフィとよく似た図と言うとイメージしやすいかもしれません。

さて、このヒートマップですが、ユーザーの視点の動きを実際に計測してヒートマップを作成する場合、視点の動きを専用の装置で計測する必要があるため非常に高価となってしまい、価格的に導入障壁が高い傾向がありました。その後、マウスの動きと視点の動きが80%以上の精度で一致するという研究成果が発表されたため、マウスの動きを視点の動きと見立てた安価なヒートマップツールが開発されるようになりました。

代表的なヒートマップツールは冒頭に挙げたClicktale(クリックテール)で、世界で100,000社以上に利用されています。その他にもClickyやCrazyeggなど多くのサービスが開発を競っていて、この分野への注目が高いことが伺えます。

ところで、一般的にウェブページの分析を行う場合はアクセス解析ツールを使っている方が多いと思いますが、ヒートマップツールとは何処が違うのかご存知でしょうか。

アクセス解析はページを閲覧した人数や滞在時間などページ全体の概況を記録するのに対して、ヒートマップツールはページ内で見られた範囲やクリックされた場所などページの部分部分にフォーカスした記録を残します。ページ上でどのような視点の移動が行われたのか、どこの部分に留まったのかといったデータを表示することで、ページ内におけるユーザーの行動を可視化することができるのがヒートマップの特徴です。

ただし、サイト全体やウェブページ間の遷移などヒートマップツールによっては得られない情報も多いため、ウェブページの分析を行う場合はアクセス解析など他のツールなどと併用することで、問題の原因を特定したり改善策を導き出すことに役立てることができます。

多くのひヒートマップツールでは無料版が用意されているので、まだヒートマップツールを使ったことがない方はいちど試してみてはいかがでしょうか。

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