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コンテンツマーケティングのちょっと変わった海外事例

コンテンツマーケティングはSEOの要です。多くのマーケティング担当者がコンテンツに注目するようになるにつれて、他社のコンテンツよりも目立つことが重要な課題になりました。ブログを書いて公開するだけでは、うまくいきません。マーケティング担当者はコンテンツを作成し配布するために頭を使う必要があるのです。本記事では人々の注目を集めるためにちょっと変わったアプローチを採用した海外事例を5つ紹介します。

バイオ化学メーカーのMonsantoは批判的な声に苦しんでいました。食の安全性に疑問があるとして、Q&Aサイトなどで多くの疑義が書きこまれる状況にあったのです。そこで、同社の担当者は会社のビジョンや疑義に対する論理的な反証などを整理し返信するという対応をとりました。このコメントは11万回以上閲覧され、多くの好意的な評価を得ています。コンテンツを発表する場は自社メディアだけでなく、Q&AサイトやFacebookグループなどの外部サイトにも存在することに気づかされます。

Treehouseはプログラミングのオンライン講座を提供する企業です。そのサービス自体よりも、週に32時間労働という勤務態勢で有名になりました。Treehouseは32時間制が報じられたニュースを取り入れた動画を作成し、多くの口コミを巻き起こしています。サービスを単に売り込むよりも、人の感情を揺さぶるようなコンテンツの方が、印象に残るのです。

Fruit of the LoomはTシャツのデザインを行う会社で、インタラクティブなランディングページを作成しました。同社でTシャツを作成すると、より収入を獲得し、より良い人間関係を築き、そして、より幸せな未来が描けると訪問者へアピールしています。そして、そのTシャツを撮影してハッシュタグと共にソーシャルメディアに投稿するキャンペーンを開始しました。差別化の難しいTシャツデザインですが、他社とは異なるアプローチをとると、人々の注目を集める可能性があります。

888 Casinoはオンラインカジノを運営しています。同社のアプローチはブラックジャックの遊び方に関する詳細なコンテンツでした。他社の手法とは異なり、業界を良く知るライターによる詳細で、行動につながりやすいギャンブルのガイドを作成しました。ブラックジャックのエキスパートが書いた情報は読者に有益な情報をもたらし、共有・拡散を促します。“エバーグリーン”コンテンツとして長きにわたって訪問者の誘導を可能にするでしょう。

歌手のドレイクもコンテンツマーケティングの例として挙げられます。無料のアルバムやミュージックビデオを公開し、数百万回の再生回数を記録しました。近年の音楽業界がライブを収益源にしているのを差し引いても、無料コンテンツによる誘導は優れたコンテンツ戦略と言えるでしょう。どの業界においても、人々に驚きや喜びをもたらす創造的な手法が求められているのです。
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参考資料
https://www.searchenginejournal.com/5-unconventional-fantastic-examples-content-marketing/142293/