2016
12.01
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ソーシャルメディアの動画を効果的に使うには


ソーシャルメディアのビデオ閲覧が急増する一方で、企業は溢れかえる動画の中から目立てる動画広告をいかに作成するかという課題に直面しています。わずか数秒でユーザーに訴求し、その効果を測定するにはどうしたらよいのでしょうか。Search Engine Watchではソーシャルメディアの動画利用に関する調査を要約しています。

フィード内に流れる自動再生動画広告は、動画中に挿入されるプレロール広告に比べて効果が高い傾向が明らかになりました。Twitterの自動再生広告は47%のユーザーが興味に合致すると回答したのに比べ、プレロール広告は37%に留まりました。より正しい顧客層に訴求すれば、ユーザーが広告を疎ましく思うケースも少なくなります。

自動再生広告は興味に合致すると共に、短い視聴時間でも高い効果を上げます。プレロール広告の方が自動再生広告よりも3割近く視聴時間が長いものの、広告効果としては自動再生広告の方が高いという調査結果があります。自動再生広告はユーザーの注意をすぐに引きつけて、最初の数秒で訴求したメッセージが伝えられるのです。

広告の想起率は視聴時間の長さに関係しています。動画を1秒間視聴した場合の想起率が40%程度だったのに対し、3秒間見た場合の想起率は60%を超えました。15秒以上視聴したとしても想起率は70%程度だった結果を考えると、最初の3秒を視聴させるよう工夫するのが最も広告効果に直結します。最初の3秒に適切なメッセージを伝えられれば、残りの時間も正しい文脈の中でユーザーは視聴するので、より説得力のある動画に仕上がるでしょう。

一般的には、自社の製品ばかり主張し過ぎる広告は嫌われる傾向にありますが、ソーシャルメディアの動画では、その限りではありません。数秒間で動画の目的を明確にするには、強い主張をした方が、動画のストーリーと企業の関連性が分かりやすくなるからです。どの動画においても、その目的は企業のブランド認知を高めたり、広告の想起率を高めたりすることなので、動画の始めに強い主張をするアプローチを試してみる価値があります。

参考資料

What makes social videos so effective?