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メルカリの新アプリ「アッテ」を使ってみた

みなさん「アッテ」というアプリをご存知でしょうか。「アッテ」とは、実際に購入者と販売者が出会い、物を提供したりサービスを提供するプラットフォームです。

▼「アッテ」URL
 https://www.mercariatte.com/jp/

名前は知っているけれど実際に使ったことはないという方がほとんどではないでしょうか?
そんな方のために、筆者が実際に販売者として「アッテ」を利用してみましたのでその特徴をお伝えします。

背景として筆者は今回、引越しのために粗大ゴミを出さなければならず、非常にその作業が億劫でした。ここ1年は使用していないプリンターを捨てたいが、捨てると費用がかかる……、そこで「アッテ」にて「プリンターを無料で今すぐ引き取ってくれる方、募集」という内容を掲載したのです。「アッテ」では物品を提供する際に、無料でも有料でも提供することができます。今回はより早く、貰い手がつくように無料提供にしました。

すると、1時間も経たないうちに5人もの応募者が現れました。ここで問題が発生してしまったのです。「アッテ」では応募者を自分で選ばなければなりません。そのため、1つの出品に対して複数名からの応募があった際には、出品者の独断によって、その他の応募者を切らなければならないのです。どのように切るかというと、個別のメッセージにて、該当者にご辞退していただくように伝えるのです。これはかなりの負荷でした。今回筆者のように「より早く商品を渡せる人」という基準を設けていれば、「どの人にお渡ししようか」選ぶことは容易ですが、事前に出品者にて「どのような人に渡すのか」基準を設けて、それを掲示していなければ、トラブルになってもおかしくないでしょう。それがアッテの現在の問題点であると感じました。

出品して、その日のうちに交渉は完了しました。そして、その日のうちに商品をお渡しすることもできました。同様のスマホのフリマサービス「メルカリ」では、出品したらすぐに売れる!という体験を多くの人がしているのでしょう。その体験はアッテでも同様で、出品すればすぐに反応がもらえる、というところでは良いアプリであると思いました。”家にある必要ないものを誰かに渡す”という利用においてはとても良いプラットフォームになっています。
一方で、実際にコンバージョンに至るまでのコミュニケーションロスや、そのなかでのトラブル、もしくは出会った際に発生するトラブルまで想定し、ケアをしているのか、と言えばそうではないと言えるアプリです。ここはこれからに期待でよいかと思います。

「アッテ」に興味があるけど使ったことがない、という方は、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。