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インスタプロモーションのメリットと機会損失

ソーシャルメディアの施策において、存在感を増しているインスタグラム。その社会性や流通力から、インスタグラムのマーケティング戦略は多くの企業に採用され、インターネットの中でもインスタ活用のメリット面はよく特集されています。しかし、メリットばかりがフォーカスされている一方、インスタグラムのマーケティング使用においてデメリットがあることをご存知でしょうか?今回は「インスタグラムの機会損失」という目線で考察をしてみたいと思います。

■インスタ機会損失その1「社内リソースの確保」

これは、どのような活動にも言えることですが、インスタ施策を実行する上では、社内リソースを割く必要があります。それは人でありコストであり、機材や場所にも及びます。インスタ施策を行なうということは、本来他の目的・企業活動に投下できた資源をあえて寄せている。ということを意識して下さい。社員の給料は変わらないので見落としがちですが、人も時間も有限であることを認識した上でインスタを行なうべきか判断が必要です。

■インスタ機会損失その2「SNS市場におけるファンのかにばり」

インスタを運用して獲得していくファン、このファンは果たしてインスタだけで接触しているユーザーでしょうか?答えは多くの場合においてノーです。あなたの企業がFacebookやTwitterも運用しているならば、えてして、同じユーザーをファンとして取り込んでいる可能性が高いです。つまり、ユニークユーザーではなく反復しているファンが多いと見込めるのです。企業活動としての狙いが「多くの方にファンになってもらうこと」つまりリーチをとっていきたいのならば、SNSを分散展開することよりも一つのSNS内において施策や予算を統一して投下し、多くのファンを作っていくことの方が大事です。分散展開することで、ユニークユーザーの量の確保という狙いが薄れる可能性があります。

インスタグラムのプロモーションは時代に即していますし、市場も熱いのが現状。しかしながら、そこで伝えられることは特化しているからこそ少なく、偏っています。

本当に今、インスタが必要なのか?プロモーションのメリットだけではなく機会損失も視野に入れて判断してみてください。
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