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クラウドソーシング大解剖!「こんなはずじゃなかった」を防ぐためにはメリット、デメリットは把握するべし

2、3年前からその存在を大きくしている「クラウドソーシング」。
その名の通り、企業が個人事業主(ライターやデザイナー)に対し仕事を発注でき、個人事業主は仕事をおこない報酬をもらえるという仕事の形式です。『crowd works』や『ランサーズ』といったクラウドソーシングの雄も出てきて、大手企業も活用し始めるなど、インターネット業界ではクラウドソーシングを利用することはそこまで縁遠くないものになってきました。

企業と個人事業主をマッチングさせるサービスは需要と供給を満たすメリットよりも、コスメトメリットが高い解決方法として知られています。一方で、クラウドソーシングだからこその問題点もあることが最近になって発覚してきました。発注をおこなう側はしっかりとクラウドソーシングのメリットとデメリットを見極めて、利用することが求められています。

以下より、クラウドソーシングにおける企業側のメリットとデメリットをご説明します。

<企業側のメリット>
1:コストメリット
企業発注に比べて格段に安く額をおさえられます。例えばバナー作成は「◯円から」といった決まりもなく、言い値で発注額を決めることができるので安くおさえることができるのです。

2:再委託がないので、ハンドリングがしやすい。
単発の依頼をしやすい、という部分が大きなメリットになります。 決まった本数を依頼しなくてはいけないというルールも存在しないので発注側の用件を満たすような発注をおこないやすいです。

<企業側のデメリット>
1:個人事業主への信用度がない
発注側でも、個人事業主の顔や経歴といった本当の情報を知ることはできません。そのため、一度依頼した仕事をすっぽかされることも時にはあるとのこと。制作物があがってこないので、スケジュールの引き直しをおこなわなければならない可能性を含んでいることを理解した上で発注することをおすすめします。

2:制作物のレベル、クオリティのばらつきが激しい。
個人事業主といっても、主婦からプロまでレベルも経験も非常にばらつきがあります。応募条件として「経験者のみ」と限定することができますが、一体どんな経験なのかも、どんなものを作ってくれるのかもわかりません。一度お試し依頼をおこなって腕を見極めることをおすすめします。

もちろん、サービスやビジネス形態により上記に当てはまらないケースもあります。実際、ディレクションありきのクラウドソーシングも登場しています。
以上のメリット・デメリットを踏まえた上で、「これはクラウドソーシングに発注してもいいものか」発注物のスケジュールや目的、質に沿った結論を出すべきでしょう。