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コンテンツマーケティング実践講座 【海外旅行】編

コンテンツマーケティングの発想講座実践編。今回のお題は「海外旅行」です。

海外旅行という行動に対して影響のある商品・サービスは多岐に渡ります。旅行代理店・宿泊施設・航空会社・トラベルバッグ・海外保険・トラベルグッズなどなど。今回は「海外旅行」にフォーカスして、どのようなコンテンツ展開が想定できるかを考えますのであえて商材は選ばずに考察してみたいと思います。

■ターゲット論よりも時期の方が重要

海外渡航のパターンは、主に二つに分類できます。一つはビジネス、もう一つはサイトシーン(観光)です。ビジネスについては頻度及び法人処理という兼ね合いから非常に狙い安い市場なのですが、対象が法人であることが多く、コミュニケーションアプローチよりも、ビジネス営業で提携を増やしていくことの方が価値があります。一方で、サイトシーンであれば、ユーザーに選択の幅がフリーで与えられるためその可能性はコミュニケーションのレベルで大きく左右されることとなります。
その場合重要なのは、「誰に向けて行なうか?」よりも、「何時めがけて行なうか?」です。サイトシーンでの海外渡航はその需要期が大型連休時と、分かりやすくなっております。どの年代でも海外渡航の可能性を秘めているため、この需要期を狙ってしっかりアプローチをかけていくことが大事といえます。

■コンテンツの肝は”ステップ別”の需要ネタの提供

で夏休みやGW、年末といいった大型連休に向けてコミュニケーションを図る場合、コンテンツマーケティングで何をするべきか?ですが、ここで商材によって手法が変わってきます。顧客の海外旅行に関する計画のステップは下記です。

1、誰と行くか決める
2、どこに行くか決める
3、いつ頃(いつまで)行くか決める
4、行き方を決める
5、何をするか決める
6、何を持っていくか決める

このステップごとに打ち出す内容を変えるべきですし、事業社によって本腰を入れるステップが異なるでしょう。例えば、「1誰と行くか決める」のステップでの訴求は、まだ旅行の計画をほとんど立てていない方へ向けた海外旅行の良さを伝えるコンテンツが良いでしょう

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「2どこに行くか決める」では、場所の魅力をストレートに打ち出すコンテンツが良いでしょう。

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一口に海外旅行といっても、そのターゲットのステップによってプッシュするコンテンツを切り替えていきましょう。