2017
10.11
125-2

Facebook新動画機能「Watch」と動画マーケティングの未来


動画広告の新たなプラットフォームがマーケティング戦略に影響を与える

Facebookはオリジナル動画コンテンツを配信する新機能Watchを発表し、YouTube RedやCabanaといったプラットフォームの競争相手となりました。今はまだ限られたコンテンツ製作者しかWatchに参加していませんが、マーケティング担当者にとっては今すぐWatchを動画コンテンツ戦略に加えるか、それとも、より普及してから参入するかの判断を迫られます。ソーシャルマーケティングの専門家マリー・ゴールドスタインが、変わりいくソーシャルメディアがもたらす動画マーケティングへの影響について解説しました。
Facebookは90秒以上の動画に対し、5~15秒程度の広告を挿入し、ニュースフィードやWatchへと配信しています。テレビCMのように、コンテンツへ興味を持っているユーザーへ広告を閲覧させる目的です。Watchの広告主はまだ多くはないものの、動画ネットワークが拡大するにつれ、広告掲載料金も増加すると見られています。Twitter In-StreamやYouTube Trueviewでも同様の傾向が見られます。

動画に関する感想を共有できる場としてのFacebookグループ

コンテンツが溢れかえる現代において、消費者は特定の興味に基づいたグループへの参加を増やしています。Facebookグループの利用者は10億人を超え、メンバー同士がつながったり、議論したりする機会が設けられきました。あるテレビシリーズに関してFacebookグループが作られ、各回の内容についてファンが感想を共有しあっている例もあります。
Watchが他のプラットフォームと異なるのは、視聴者のコメントやリアクションが書き込める点です。Facebook Liveの成功に触発され、動画自体に留まらず、共有されたコメントも含めて一つのユーザー体験を形作るのを目指しているのでしょう。

Watchに参加するインフルエンサーと会話を始めるのが得策

各ソーシャルメディアでは、多くのインフルエンサーが特定のライフスタイルや興味に基づいて他のユーザーへ影響を与え、また、多くの企業がインフルエンサーと協業して宣伝活動を行っています。さらに、Watchへ動画コンテンツの制作者として参加するインフルエンサーとも関係を構築すると、マーケティング活動が有利に進められます。

まとめ

Facebookはプレミアム動画の配信も計画していると見られています。ユーザーはこれらのコンテンツがソーシャルメディアで閲覧できるのを期待しているでしょう。ソーシャルメディア上でコンテンツが配信されるようになると、コンテンツ制作の評価基準や収益の獲得方法にも大きな変化が見られるかもしれません。
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参考資料

Facebook ‘Watch’ and What It Means for the Future of Video Marketing


著者:Takayuki Sato