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【記事制作のコツ講座】 ピンポイントのテーマを書く時は、カテゴリーの「円の外側」から書くべし

コンテンツ作成に必須となる原稿作り。テーマを選定し、その中身を掘り下げ原稿を作っていきますが、取り上げるテーマから生まれる原稿が一つとは限りません。今回は、同テーマを継続して展開していくために必要なコツをご紹介いたします。

■1つのテーマにもレイヤーは存在する

例えば「電車」についてを取り上げるとします。一口に電車といっても、切り出すポイントは多く様々な角度からコンテンツを作ることが可能です。
車両・鉄道沿線・歴史・インフラ・オタク・電車内エピソード・部品・サービス・おもちゃ・映像・国外などなど。どこをどう取り上げるかによって興味を持つターゲットも異なるでしょう。
しかしそれ以上に、並列にはできない「深度」がそこには存在します。沿線を取り上げる場合、日々の生活にリンクするため電車に興味がない方でも情報は理解できますし、自分ゴト化できます。一方で、オタクの領域。これは、上記の沿線に興味がある方とは別のターゲット、というわけではなく、沿線興味者の中に含まれるもっとコアな方々です。

■原稿は円の外側から書くべし

上記の事例にて、先にオタク向け情報を作成すると、その内容は非常に密でマニアックなものとなります。もちろん、狙ったターゲットにとっては面白い記事になりますが、その周辺ターゲットには「自分とは関係ないもの」という烙印を押されてしまいます。
逆に、沿線コンテンツから入ると、オタクネタ興味を持つ方は遠ざけずに、沿線興味者から誘引することができます。
オタク向=カテゴリー円の中心部分の記事を後で書けば、それ自体に興味がない方にも「(今回の記事は)自分には関係ない」と感じられるため、関係を継続させることができます。

これらはどのジャンル・カテゴリーにおいても同じことが言えます。テーマを継続して展開していく際には、核心・ハイレベルな部分をいきなり攻めるのではなく、円の外側からじわりじわりと詰めていき、ゆくゆくは濃厚なコアパーツを作成する戦略が、うまく運用するためのコツの一つです。
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