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【記事制作のコツ講座】 人の記事で参考にしていい記事としてはいけない記事

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原稿制作をしていると、おのずと他の人の記事を見た時に、分析や評価をしていることがありませんでしょうか?そんな時に、いいと思った記事を参考にすることもあるでしょう。ただ、参考にしていい記事があれば参考にしてはいけない記事も存在します。それらの区分けはどう認識しておくのがいいものでしょうか。

■コンテンツマーケティングにおいて起承転結が理想ではない

文章として美しく仕上がっているものは、起承転結が非常に優秀な構成をしていることが多いです。しかし、コンテンツマーケティングにおいて記事を作る際、必ずしも起承転結が正しいわけではありません。
読後感としての満足と、理解を深ぼる説得力は、この起承転結がおおいに影響しますが、コンテンツマーケティングの記事原稿は、その目的が読者のファン化であって、一つのコンテンツに対して教養を深めることが目的ではありません。読後の行動喚起、再来訪などを狙いとした場合、一つのコンテンツで満足させるよりも、「もっと見たい」「もっと知りたい」を促すことが求められるため、起承転結をきれいに作ることが必ずしも正しいとは限らないのです。コンテンツマーケティングにおいては、「アテンションとなる冒頭」「最後まで読ませることの出来る期待感」そして、「ほんのちょっとの物足りなさ」が肝心であったりするのです。

■発見が一つでも入っている記事は良記事

コンテンツマーケティングは雑誌ではありません。読んでいて楽しい・気持ちいいという情緒的な部分での印象付けも大事ですが、何より、読者に何かしらのひっかかりを作ることが求められます。そのため、読んだ際に、自分にとって、一つでも新たな発見がある記事は良記事といえるでしょう。一方で、一般的な情報の詰め合わせはツギハギ記事であり読むこと自体にあまり意味がありません。
ただ、どんな記事でも必ず読者へ発見を与えられるわけではないので、その場合は「執筆者の主観」が重要になります。主観は、どこの記事にも存在しませんので。

文章力は、一定の作法やルールを踏まえていれば、あとは執筆者のセンスと言えます。そのセンスは個性でもあるので、マネすることが良いとも言えず、自分なりの方針を探っていく必要があります。しかし、上記に上げた「発見」は誰でも加えることが出来ます。原稿を執筆する際には、読者へ発見を与えることを意識して作成してみてください。
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