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ライティング

【記事制作のコツ講座】 記事を作る時は、頭から書き始めない。

原稿の文字数が進まない…そんな状況に陥ってしまうことは誰にでも経験があるのではないでしょうか。記事を作る時に、タイトルを作っていきなり原稿を作り始める方もいらっしゃるはず。

今回は記事作成のコツをご紹介します。

記事はブロックごとに見出しを作ってから進めてみる。たったのこの事前の一アクションだけで作業効率がぐんと上がります。ひとつの記事で伝えたいメッセージは一つに絞り、本文ではメッセージを裏付ける複数の内容を提示するという構成なのではないでしょうか。その際、記事を思いつくままに入力していくと、段々と伝えたい内容がかすんできてしまいます。
まずは伝えたいメッセージとその裏付けの内容を短いフレーズにしてブロックごとに分け、各ブロックについて書き出していきます。例えば、企業のコアなファン作りに於ける良コンテンツについて考える原稿についてのブロック文章を例にしてみます。

(導入)ファン作りのための良コンテンツとはどんなものか
(問題点)エンゲージメント率が低いのではだめ
(解決案)SNSを使って接触頻度を増やす
(要素)定期的に見る仕組みづくり
(要素)アプリやSNSを連動させる
(結論)生活の一部として機能するコンテンツ作成が必要

上記のプロック文章を見ただけでもなんとなく導入から結論までの道筋が見えてきますよね。

ちなみに上記のファン作りのための良コンテンツとして、いなばのCHAOちゅーるを紹介します。上記に挙げたように、猫の動画を上げるアプリとハッシュタグ付きで投稿するSNSさらにはその動画をTVCMに起用するところまで連動させるという企画を打ち出し商品ユーザーは定期的にコンテンツを見る仕組みができています。

いなばのCHAOちゅーる
https://www.inaba-petfood.co.jp/ciao-chuuuuuuuuuuru/

記事をブロックごとに見出しを作ってから進めるというひと手間で一コンテンツの内容がきちんとわかりやすくなるだけでなく制作時間の縮小にも役立ちます。たとえば料理をするとき牛肉に先に塩コショウを振ってから表面全体をフォークで刺しておくと柔らかくなるし味のしみ込みも格段に早くなりますよね。記事も料理も準備の時のたったのひと手間加えることで調理スピードも内容の充実度も味もまったく変わってくるものですので、ぜひ試してみてくださいね。