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まさにインスタ版YouTube!IGTV徹底分析

2018年6月にインスタグラムから発表された動画投稿・視聴アプリ「IGTV」をご存じでしょうか?これまでインスタグラムでは最長1分までの動画しかアップ出来なかったのが、IGTVでは最長60分までの動画投稿が出来るようになりました。今回は、そんなIGTVについて分析してみたいと思います。

■インスタから派生した動画特化アプリ

IGTV=インスタグラムTV
つまり、その名の通り映像配信を目的としているため。長い尺の動画を見るならIGTV。という住み分けに今後なっていくでしょう。特徴としては、Facebook、インスタグラムの延長にあるということ。動画特化というと、これまではYOUTUBEやニコニコチャンネル、Vine、Cチャンネルなど、独立型のメディアが多かったですが、自分がメインにしているSNSと完全リンク状態での動画サービスはありませんでした。そのため、限定的な配信(フォロワー、友達のみ配信)などはなかなか設定が難しく、どうしても不特定多数へ向けた展開が主だったのです。
しかも、連携もシームレスで、アプリ上ですぐにIGTVへ切り替えが可能というお手頃具合。もちろんスマートフォンをメインデバイスにしているため、動画のメインも縦長動画です。

通常では動画再生の限度は10分ですが、フォロワーが多かったり認証済のアカウントはなんと60分まで動画をアップロード可能です。

■SNS型動画サービスの今後はどうなるか

SNS型の動画サービスが今後どうなっていくのか、これはビジネス的にも気になるところ。YOUTUBEは全世界&不特定多数という限度のない視聴者数がいたからこそ、動画クオリティの向上とマネタイズ化が進んでおり、YOUTUBERという職業すらできたほどです。SNSというベースに組み込まれる動画サービスでは、一般人レベルでは友人間が中心で、YOUTUBE程の数のブレイクスルーは見込みにくいです。そのため広告としての効果効能の程はなんともいえないのが現状かと思います。一方で需要の高さは明らかなので、どのようにマネタイズをして、どうクオリティを上げていくか、がこれからのSNS動画の真価が問われるでしょう。
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