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コンテンツマーケティング

コンテンツは「ビジュアル」優先か、「ディティール」優先か。

コンテンツマーケティングは、基本設計は「言葉」「記事」であり、対象は活字です。
ただし、今のコンテンツはテキストだけのパターンはほとんどなく、写真やデザイン、イラストなどがセットになった展開がほとんどと言えます。
では、この二つの要素、作り始めるのはどちらが先で、どちらを優先すべきなのでしょうか?

■最優先はユーザーマインドに沿ったテーマ。記事・写真はあくまで「手法」

アーティストが音楽を作る場合、その作り方に一定のルールはなく、曲から作る人もいれば、詞から作る人もいます。それはどちらも間違いではなく、結果的には伝えたいメッセージや世界観を描けていればいいのです。

コンテンツマーケティングも同様に、最も必要なのは、「伝えたいことを伝えて自分たちを好きになってもらうこと」
そのため、最優先は”テーマ”です。そのテーマに沿って企画を練る上で、「これはシズル感だ!」「パッと見た時のインパクトだ!」という戦略になるならば、そのビジュアルを優先して原稿を作っていくことが望まれます。

一方で、テーマを伝えるためには、例えや分析、比較などが重要である場合、原稿のディティールが優先され、原稿の記事中身を掘り下げることの方が意味があります。その場合はビジュアルはイメージだけの役割を担うこととなります。

例を挙げます。
「自治体主催の花火大会。これを近隣県の方々が数多く訪れてくれるようにコンテンツマーケティングで魅力を伝えていきたい。」というお題があった場合、魅力を伝えていく・人を呼び込むための策を練ります。

・花火がとてもきれいにあがっていることを訴求
・花火が他の箇所と比べて規模が大きいことを訴求
・花火師の方の想いや人となりを訴求
・花火を見ると夏を満喫できる!という裏づけ訴求

これまでの内容にて上記の訴求がそれぞれビジュアルとディティールのどちらを優先してつくっていくべきか。
おわかりになりますよね?

コンテンツアイディアを作っていく際に、どの素材から作っていべきか?
上記内容を参考にしながらお考え下さい。