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コンテンツマーケティングは自社でどこまでつくるべき?

コンテンツマーケティングは、それ自体が直接的に売上を構築する類の施策ではありません。
長期的な”運用”と、指標を拠り所とした”改善”が常につきまといます。

では、コンテンツマーケティングを始めるにあたって、どこまでを自社内で作り、どこからをアウトソーシングするのがいいものか?
これは非常にバランスが難しく、会社の環境によっても左右されるのですが、
そのバランスについてメリットデメリットを交えながらご紹介したいと思います。

<一般的なコンテンツマーケティング実施体制>
①企画開発(ネタつくり)
②アウトプット開発(原稿つくり、画像素材の手配)
③オウンドメディアの設置(WEBサイト設計・制作・サーバー管理)
④PDCA(反省会と次回へ生かすポイントの抽出)

自社で対応する場合、もちろん社員のリソースをとられます。
直接的な生産性が直近で見込めないものに対して、社員をとられるのは人件費の観点にてデメリットとなります。
では外注をした場合、かかってくるのはやはり目に見えるコストです。
また頻度が上がれば上がる程、そこにかかるコストは大きくなっていきます。

結論から言うと、コンテンツマーケティングを初めて実施される場合の最適バランスは
 ・自社対応 : ①④
 ・外注対応 : ②③
が好ましいでしょう。

コンテンツマーケティングはオウンドメディア、つまり自社サイトでのコミュニケーション展開です。どんな情報を提供するか?(①)、今後どのような情報を提供していくか?(④)を構築するにあたり、自社で作成をすれば知見も溜まり、その経験は財産になります。
これは重要なことで、特殊な技能やスキルが必要なわけではなく、大事なのは「消費者にとって有益な情報を届けること」「自社のファンになってもらうこと」です。まずは外注をせず、自分たちで考え、提供する姿勢を持ち、お客様と接していくことが望まれます。

外注対応は②と③。
原稿作成は誰でも出来るものとも言えますが、「読みやすい」「読みたい」文章というのは実は特殊なスキルです。
せっかく産み出したコンテンツの”種”をその表現で台無しにしてしまうのはもったいなく、プロのクリエイターに任せるのが良しと考えられます。
③のサイトの設計・制作についても同様です。自社で行なうと、多大な時間と労力を必要とし、クオリティも保証できません。

つまり、「自社がターゲットとしている方々へどのような情報を提供するか?」は自社で構築し、「表現、アウトプット」のみを外注していくということです。

コンテンツマーケティングの運用方法も様々ですが、オウンドメディアで発信していく以上、社是や企業メッセージとポジションは同格と思って取り組むとよいかと思います。