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スマホ利用者の9割以上がSNSを利用している

市場調査会社のニールセン株式会社が2015年1月に日本国内におけるSNSの最新利用動向を発表しました。

それによると、要点として以下の3点が挙げられています。
1、PCよりスマホからの利用者数が多い
2、SNSごとに利用者属性の傾向がある
3、新しいSNSとして「Instagram」の台頭

まずSNSを利用するデバイスについて、利用者の多くはスマホからアクセスしているというのは以前から知られていましたが、驚くことにスマホ利用者のなんと92%ものユーザーがSNSを利用しているようです。

最近発売されたスマホを見てみると、はじめからFacebookやTwitterなどのアプリがプリインストールされている(中には動画SNSの「Vine」がインストールされている端末さえあります)ことからも、スマホ利用者にとってSNSが欠かせない存在になってきていると言えます。

次にSNSごとに利用者属性の傾向が顕著になってきています。例えば若年層では「LINE」や「Twitter」といったサービスがよく利用されており、50代以降では「Facebook」が利用されているようです。

「Line」の企業利用率は「Facebook」や「Twitter」などのソーシャルメディアほど多くありませんが、若い世代を中心にユーザーの利用率が非常に高いため、特にBtoC向けのサービスを提供している企業にとっては存在感の大きなメディアになってきています。

こうしたことから、企業にとっては訴求したいユーザーの属性やその利用動向を認識したうえで、ソーシャルメディアの媒体や配信するコンテンツを検討しなければならなくなってきていると言えるでしょう。

最後に2014年に最も成長したSNSとして「Instagram」が紹介されています。昨年には世界全体の月間ユーザー数が3億人を突破してTwitterを上回ったことが話題を呼びましたが、日本でも若い世代を中心に利用者が増えてきており、芸能人がInstagramに投稿した写真がYahoo!ニュースのトップに取り上げられることもあるほどです。

今後も伸びしろがあるソーシャルメディアとして注目が集まるのではないでしょうか。
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