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ソーシャルメディアによるEメールマーケティングの高度化

1990年代に普及したEメールは未だに見込み顧客へ訴求する有効な手段です。しかし、Eメールマーケティングのベストプラクティスには変遷が見られました。ソーシャルメディアを活用し、マーケティングの高度化が実現できるのです。

Eメールの連絡先リストを充実させるには、ソーシャルメディアでの友人やフォロワーにEメールの登録を頼むのが早道です。言われてみれば当然の手法ですが、多くの企業が、異なるチャネルを統合して顧客管理できていないのも事実でしょう。ソーシャルメディアのフォロワーとEメールリストは驚くほどに異なる顧客が登録されてきます。TwitterやFacebookに質の高いコンテンツを投稿し、さらに広告キャンペーンを行ってWebサイトの登録ページへ誘導すれば、質の高い見込み顧客が獲得できます。

Eメールアドレスがあると、Facebookの「類似オーディエンス」が強力なマーケティングツールになり得ます。既に獲得したEメールのリストをFacebookにアップロードすると、Facebookは登録済みのEメールを検索し、その興味や関心が似たユーザー群を特定します。そのユーザー群に対してFacebook広告を出稿すると、高い投資対効果が期待できるのです。また、Facebookを通して、見込み顧客の個人用Eメールアドレスにメールを送信する裏ワザがあります。「username@facebook.com」(アットマークの前は個人のユーザー名)のアドレスにメールを送信すると、Facebookに登録されているアドレスへ転送される設定になってます。多くの人は普段使っているアドレスをFacebookに登録しているため、マーケティングに活用できるのです。

Eメールマーケティングで頭を悩ますのは、少なからず存在してしまう、誤ったEメールアドレスです。意味がないだけではなく、Eメールの宛先不明が続くとスパムメールとして認識されてしまう懸念もあります。その場合、Eメールの利用確認を行うため、Eメールの確認サービスを行うことが可能です。BriteVerify、Fresh Addressといったサービスを利用すれば、Eメールリストの精度と鮮度が上げられます。ソーシャルメディアを使った見込み顧客リストの改善を行っているマーケティング担当者は25%にも満たないと言われます。Eメールマーケティングの高度化は他社との差別化につながるのです。

参考資料(https://www.marketingtechblog.com/pipl-email-marketing-lists-using-social-media/)著者:Takayuki Sato