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チャットボットをソーシャル戦略に組み入れるべき理由

リアルタイムに情報を得たいと考える人が増えてきている

今、私たちは技術的な変化の波を目の当たりにしています。文字入力の検索エンジンよりも音声アシスタントを好む人が増えたり、SNSよりもメッセンジャーアプリの利用者増加が目立ったりするようになりました。より簡単に情報を得たいというユーザーのニーズに応えるのが、自動応答プログラムであるチャットボットです。この会話調で情報提供できる新たなUIが今までとは異なるマーケティング手法を生み出そうとしています。この大きな変化を捉えるため、今すぐチャットボットをソーシャル戦略に組み入れるべき理由を、SEOの専門家リー・ウィルソンが解説しています。

検索エンジンや長文コンテンツを読むよりも会話調UIの方が速く情報が得られることも

情報を速く手にいれたいというのは、どのユーザーにも共通する願いです。SiriやAlexaのような音声端末が開発されたのも、同様の理由でしょう。長いコンテンツを閲覧するよりも、Twitterのような短文が好まれるケースも多々あります。チャットボットをメッセンジャーアプリに組み込み、企業の情報を提供するようにしておけば、検索エンジンを回遊したり、企業サイトを閲覧したりしなくも、ユーザーは必要な情報をいつでもすぐに得られるようになります。
企業がソーシャルメディアを開設するのは、ブランド認知を高め、ユーザーの意見に耳を傾けるためでした。さらに、チャットボットを導入すれば、人間の担当者では実現できなかったレベルで、ユーザーとの対話が行えます。具体的には、チャットボットによって24時間365日、あたかも人間が応答しているかのように、いつでもユーザーの好みやプロファイルに基づいた最適な対応がとれるようになるのです。特定の言葉やイベントに対して最適な返事をするよう設計されているので、誰に対しても一貫性のある対応が取れるのも利点です。

購買に関わる手間を削減し、情報収集から購買までの体験を改善する

ユーザーの購買プロセスを考えると、情報検索や購入に必要な手間を削減し、商品に興味を抱いた瞬間から決済するまでのユーザー体験を最適化すれば、売り上げの向上が期待できます。そのため、チャットボットの対応によって購買プロセスが簡素化できるのは大きなメリットです。関連商品を探す、レビューを見つける、会社の連絡先を知る、類似商品と価格を比べる、配送状況を確認する等の対応はチャットボットによって自動化できる余地があります。

まとめ

チャットボットを導入するには、既存のメッセンジャーアプリが提供する機能を利用するのが推奨されます。もし自社に固有の要件が明確になった場合は、自社でチャットボットを開発してみてもよいでしょう。
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参考資料
https://www.searchenginejournal.com/chatbots-social-media-strategy/209490/
著者:Takayuki Sato