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コンテンツマーケティング

バカ正直なコンテンツが人気の理由は?

コンテンツマーケティングは、上手に取り入れればユーザー獲得に繋がるのですが、これが失敗してしまうと(失敗の仕方にもよりますが)ステマサイトと見なされて炎上してしまい、企業もブランドも信用が失墜してしまう危険もあります。

数年前には芋づる式に芸能人が吊るし上げられて世間を騒がせ、多くのマーケティング担当者が警戒する「ステマ」と、非常に距離の近いところにあるコンテンツマーケティング。それゆえ「ステマ」との関係性を理解していないと命取りになりかねません。

そもそも世間が「ステマ」を激しく嫌っているのには理由があります。それは、「最初に広告であることを隠して、人を騙すから」です。広告であることを最初に知らせなかったために、消費者やブランドのファンを騙す行為に直結し「信じていたのに裏切られた!」と思われてしまいます。
中には数年前の事件のように、芸能人が愛用していると信じて既に商品を購入して使ってしまっていた等、本来は必要のないモノを買ってしまった金銭的な損失を出すケースもあります。

実は、コンテンツマーケティングにおいて最も担当者がやりがちな行為がこの「ステマ」なのです。コンテンツのフォロワーが増えてくると、コンテンツの中にさりげなく商品の広告要素を混ぜ込みたくなってしまいます。
しかし、近年とことんステマに鼻が利くようになってきた消費者たちは、少しでも広告的な要素を感じ取ると、コンテンツを発信するメディアそのものに対して懐疑的になり、サイトの価値はおろか、広告を入れたブランドや企業も下がってしまうのです。

そのため、なんでも包み隠さず本音をいう「バカ正直」なコンテンツには大きな価値が生まれます。例えば、顔や身分を明らかにして情報を発信しているにも関わらず、本音をズバズバと言い放つホリエモン氏や孫正義氏らのSNSや、調査によって明らかになったデータをもとにして記事を作る「しらべぇ」などは、近年大きく成長したニュースメディアとして知られています。

コンテンツマーケティングは、信用が命。

商品を売りつけるのではなく、コンテンツをユーザーに見つけてもらうものであることを常に意識しながら、ステマサイトと思われないようなコンテンツ作りをしていきましょう。
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