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ユーザーの囲い込み?Facebookで拡がる機能「Memories」とは

Facebookは、Facebook上で実行された過去のアクティビティを整理して表示する新機能「Memories」の提供を2018年6月に開始しました。このMemoriesとは一体なんでしょうか?
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Memoriesは、1年前や2年前の同じ日などに実行された投稿を表示する「On This Day(過去のこの日)」の改良版としてリリースされました。過去の投稿だけでなく、該当する日のイベントやその日できた友達などの情報を、種類別に分けて表示する機能です。

分類は4つ。
「On This Day(過去のこの日)」
「Friends Made On This Day(友達記念日)」
「Recaps of Memories(時期別出来事まとめ」
「Memories You May Have Missed(過去のこの日の1週間前)」

Memoriesには、PCの場合はニュースフィード画面の左ペインにあるリンクから、モバイルアプリの場合は画面右上のハンバーガーボタンからアクセスできます。また、ニュースフィード内に表示されるメッセージやFacebookからの通知でもMemoriesへたどり着ける仕様になっています。

■MemoriesへのFacebookの期待とは?

過去のFacebookの利用状況や友人とのつながりなどを再確認する本機能にはどのような狙いが入っているでしょうか?これはひとえに囲い込みの施策の一つだと考えます。ある面では、Facebookツールへの愛着の創出、またある面では、なつかしさや懐古の振り返り機会の自動化。どちらも、”これまでこんなに色々なことがあったから、これからもどうぞよろしく”というメッセージが見え隠れし、既存会員のますますの帰属、休眠会員のアクティブ化など、Facebookをもっと使ってもらうための手段ととらえることができます。

SNSもある一定の進化を済ませ、飽和と分散の時代に入っています。
今後もこのような新規獲得ではなく、内向きなサービス提供が増えてくるのではないでしょうか。
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