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ライブ動画は、あなたの会社にどれほど役立つか

ソーシャルメディアの隆盛と共に、企業はコンテンツを拡散させる手法を模索してきました。最も安上がりで簡単な手法としてブログの利用が広まっていきましたが、動画作成には、まだ伸びしろがあると見られています。より具体的には、ライブ動画に企業のブランド認知を高める効果があると考えられています。

SEOとコンテンツマーケティングを専門とした広告代理店Marccx Mediaの創業者マイケル・ペグスは、現代はFOMO (fear of missing out)、つまり、何かを見逃すことを怖がる時代だと指摘しました。人々は現在起こっている出来事を見逃して、他人から置いていかれないようにしています。スポーツ観戦に代表されるように、再放送を後から見返しても、生の感動は得られないものです。

動画は画像に比べ、135%のオーガニックリーチを達成するとの調査がありました。また、通常の動画に比べ、ライブ動画は3倍長い時間を過ごす傾向があると言われています。Facebookがライブ動画を優先的にニュースフィードへ表示させ、より多くのクリックを促しているのは、この利用率の高さが理由です。ライブ動画の視聴者は、企業のFacebookページに訪問し、場合によっては、企業のWebサイトへ誘導できるため、マーケティングの観点で魅力があります。

ライブ動画の大きな利点はユーザーと質疑応答が行える点です。Facebook、YouTube、Periscopeなどのプラットフォームでは、ユーザーがチャットを使って発信元と会話できる機能があります。 さらに、新しい使い方としては有名人と会話できるライブ動画を展開する方法が頻繁に見られるようになりました。ナイキのYouTubeチャンネルでは、女子テニスのスター選手セリーナ・ウィリアムスがファンの質問に答える機会を設けています。

顧客や商品の特性によってはライブ動画は大きな効果を上げます。ただし、カメラの前でただ話せばよいものではなく、顧客の興味を惹くように、十分に工夫した質の高いコンテンツを提供しなければなりません。録画した動画は後から加工できますが、ライブ動画は加工できないため、違ったノウハウが必要になるのです。ライブ動画の目的と、視聴者のニーズをよく意識してライブ動画を放送するようにしましょう。
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参考資料
https://marketingtechblog.com/effective-live-streaming-brand/