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コンテンツマーケティング

不出来なコンテンツを消さない方が良い3つの理由

コンテンツマーケティングの運用で欠かせないのがPDCAです。
定性・定量様々な軸で検証を行い、より効率的な運用を心がけるのがよりよいコンテンツを生み出すこと、ユーザーとのエンゲージメントを高めていくことにつながります。そのPDCAの最中で仕分けを行なうと、必ず生まれるのが「アクセスの悪いコンテンツ」です。これは、PDCAの前提が自社内メディアでの検証がベースになるため、相対評価の概念があるゆえにどんな運用をしていても必ず生まれます。では、アクセスやアクション、エンゲージメントの低いコンテンツは消した方が良かったりするものでしょうか?

答えはノーです。
落ちこぼれコンテンツにも価値はあります。

■不出来なコンテンツを消さない方が良い理由その1「SEO」
これは言わずもがなですが、コンテンツのボリュームは、検索誘導の視点で言えば多ければ多い程窓口が増えます。結果として、該当するコンテンツが閲覧されなかったとしても、自社メディアの露出に貢献しています。

■不出来なコンテンツを消さない方が良い理由その2「エースを際立たせる」
ブサイクな面子の中にいるとモテるけど、イケメングループにいると全くモテない。
これは言いすぎですが、コンテンツも同様です。人は少なからず相対評価を指標の中に入れています。自社コンテンツに”アクセスランキング”を設けてみてください。上位コンテンツはより閲覧が伸びます。エースとなるコンテンツのエンゲージメントを増やす意味でも、不出来なコンテンツは裏側で貢献しているのです。

■不出来なコンテンツを消さない方が良い理由その3「寄り道の先という選択」
エンゲージメントが高まって閲覧時間や回数が多いユーザーが増えてくると、大抵のコンテンツは読破されます。何も見るものがなくなると、そこで回遊がストップしますので、それを少しでも伸ばすためにはやはりコンテンツの”数”は必要。

その他、「当時の解釈では正しかったけども、今では間違いなコンテンツ」や「時事ネタすぎて今ではほとんど役に立たないコンテンツ」など、削除対象になり得るコンテンツは多々ありますが、これらも上記と同様の理由で消す必要はありません。(むしろ財産です)

ただし、昨今のキュレーション問題にも言える「事実と異なるコンテンツ」「参照元が間違っているコンテンツ」については、残すメリットはありません。自社のため、何より閲覧いただくユーザーのためにも即刻削除しましょう。