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売り上げにつながったInstagram投稿の海外事例

Instagramで売り上げの向上を目指すのは難しい

一般に、Instagramユーザーは集中して投稿の内容を把握するよりも、画像や動画を眺めていく傾向があります。そのため、Instagramにおけるマーケティング活動で売り上げを伸ばすのは難しいと考えられてきました。有名ブランドが行っているInstagram投稿から売り上げにつなげる方法を学ぶため、コンテンツマーケティングの専門家カルロ・パシスが海外事例をまとめています。

レジェンドを起用して希少さを訴求するSpotify
https://www.instagram.com/spotify/

音楽配信サービスのSpotifyは伝説的ミュージシャンStingを起用し、フォロワーの注意をひきました。スマートフォンで撮影したような無造作な写真ですが、Spotifyで配信されるStingの新曲について、今、まさにレコーディングを行っているような臨場感を伝えています。Spotifyに登録した人だけが、この曲を聞けるのだとのキャプションを付けているので、登録者及び有料利用者の増加が期待できます。

コラボ商品を動画にして紹介するH&M
https://www.instagram.com/hm/

若者向けファッションブランドのH&Mは、有名歌手のジャスティン・ビーバーと協力して作成した服や小物を紹介する短い動画を投稿しました。単純な仕組みですが、最新作を紹介するには十分な効果があります。複数の商品を一度に紹介するには、短時間の動画を作成するのが有効です。

記念日にからめた割り引きキャンペーンを行ったマクドナルド
https://www.instagram.com/mcdonalds/

ハンバーガーチェーンのマクドナルドは米国やインドで有名なフレンドシップデー(友情の日)を記念して、アプリでハンバーガーを一つ買うと、友達の分としてもう一つもらえるキャンペーンをInstagram上で展開しました。クーポンや割り引きキャンペーンは、売り上げを伸ばす直接的な手法です。記念日などと組み合わせて、よりユーザーの印象に残るよう工夫しています。

レシピを頻繁に投稿し、ユーザーの知識を深めたケロッグ
https://www.instagram.com/kelloggsus/

シリアル食品の製造・販売で有名なケロッグは優れたInstagram戦略を実行してきました。同社の商品を使ったレシピを紹介するコンテンツを頻繁に投稿し、食欲も購買意欲もそそるようなキャプションを添えています。ユーザーがより商品を理解するような教育的コンテンツは、新規顧客はもちろん、既存顧客にも効果があります。商品の有用性を伝えるのが、さらなる売り上げの向上につながるのです。

まとめ

上記の海外事例から学べる部分はありましたか?次は自社のInstagramキャンペーンに応用し、売り上げを向上させる手法を検討する番です。
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参考資料
https://blog.wishpond.com/post/115675437612/instagram-posts-that-drive-sales
著者:Takayuki Sato