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文章だけでなく画像も最適化しよう。「画像SEO」で大切なこととは?

ライティング, AI, SEO

順位を決定づけるのは文章、しかし画像も評価対象に含まれる

冒頭でも書いたように、SEO対策においては文章の内容や質、そしてキーワードの含有率などが評価対象になります。そして、これは今も変わっていませんし、最もSEOに影響を与えるのは文章であることは間違いありません。

もちろん、今ではバックリンクの乱用、リライトツールによる記事の量産化といったブラックハット的な施策はもはや通用しません。正しくユーザーに価値のあるコンテンツが評価されているのは、世界を通したトレンドになっています。そして、今後は画像も評価対象に含まれる可能性があります。というのも、Googleは2016年2月に公開したGoogle Cloud Vision API(ベータ版)でテキストがない画像の判別、情報利用について言及したからです。

また、Googleは2012年の段階で、ヒントを得なくとも猫を認識できる人工知能の開発に成功しており、現在ではこの能力をさらに超えたAIが存在していてもなんら不思議ではないでしょう。

この二つの事柄を鑑みると、今後テキストだけでなく画像も検索結果の順位に影響を及ぼすといっても過言ではありません。

「画像SEO」で大切なポイントは?

画像SEOについては、Googleは公式に見解をしておりませんが、様々なサイトやWebアナリストが言及している事実もあります。ここでは、そういった情報の中で効果的であるとされるものをまとめました。

・altタグに記載するキーワードと画像を一致させる

現状で、検索エンジンを巡回するロボットは、altタグによって画像の内容を認識しています。altタグを画像の情報を入力するのは、実際にSEOで効果的な方法として知られていますが、今後は画像自体も認識される可能性があるため、altタグと画像は一致したものにしておくと良いでしょう。

・商用フリーの画像を多用しない

あまり言及されていませんが、商用フリーの画像は多くの人が使っているため、重複コンテンツとみなされる恐れがあり、画像検索で上位表示されにくいといわれることがあります。さほど影響はないと思いますが、オリジナルの画像を使うのが最もリスクを回避できるでしょう。
見出し:ユーザーにとって親切なコンテンツ作りを徹底しよう
現状では、画像認識の精度は甘いですが、いずれ画像もコンテンツの質を判断する要素の1つになるでしょう。そこで大切なのが、ユーザーにとって親切なコンテンツであること。

文章と関連性のない画像を付してユーザーを釣る、記事量産のために画像は適当なものをあしらえるといった具合では、近い未来に価値が下がる可能性があります。ユーザーにとってはたして親切か。この視点を忘れないようにしましょう。