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犬と猫とソーシャルメディア成功事例

犬や猫はいつでも人気です。米国大統領選挙のような政治の話題などを取り扱うと、賛否両論集まる場合もありますが、ペットの話題では、そのようなケースはありません。ソーシャルメディア担当者は、この事実を利用することが可能です。ソーシャルメディア運営の上手い企業は、ペット関連のブランドではなくても、犬や猫をソーシャルメディアに登場させ、より多くのユーザーからの認知を高めています。

大リーグの人気球団ボストン・レッドソックスでは「犬の日」を設け、球場に犬を連れて入れるイベントを行っています。同球団は簡単に球場を満席にできるほどの集客力を持っていますが、「犬の日」の様子を写した写真をTwitterに投稿し、より多くのファンを引き付けています。

ホテルチェーンのベスト・ウェスタンは犬と飼い主が自撮りをしている写真をInstagramに投稿し、「大喜利」イベントを開催しました。「ジョン、これで38回目の自撮りだよ。よし、もう一回!」というようなコメントを書き込むかは別として、犬の画像に目を奪われるのは間違いないでしょう。

米国のスーパーマーケットであるターゲットは、流行するTwitterハッシュタグを上手く活用し、投稿を行っています。例えば、3語で笑顔にしてくれる言葉(#MakeMeSmileIn3Words)というハッシュタグに対し、仮装した子犬(Pups in costumes)という文と共に、ハロウィーンの仮装をした犬の写真を投稿しました。ただ可愛いだけではなく、店舗でペット用品を購入する後押しとなっています。

自動車ブランドのフォルクスワーゲンは「国際ネコの日」に乗じて、猫の動画を投稿しました。かわいい猫たちが音に反応する様子を使い、意図せずに走行車線を逸脱したと思われる場合に運転者へ警告音を発するドライバー・アラート・システムの宣伝を行っています。

クレジットカードブランドのAMEX(アメリカン・エクスプレス)はカワイイ犬と共に、犬用品を定期的に配達してくれるサービスBarkBoxを映した画像をInstagramに投稿しました。AMEXを使えば、BarkBoxも簡単に決済し、すぐに犬用品が手に入ることを訴求するメッセージを添えています。メッセージ、ハッシュタグ、商品の配置など、様々な要素が工夫されているため、1000以上の「いいね!」を獲得する人気の投稿になりました。
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参考資料(https://searchenginewatch.com/2016/10/27/cats-dogs-brands-and-social-media-marketing-success/)著者:Takayuki Sato