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コンテンツマーケティング

記事作成のコツ!一人称か三人称かは先に決めよう。

「今話題のインスタ映えメニューのカフェに行ってみた」
「化粧のコツ10選!地味な私の変身完璧メイク術!」

これらは、いわゆる自分の視点で描いたコンテンツです。つまり一人称。

一方、
「カード会社別特典徹底検証」
「箱根VS湯河原」

などのコンテンツは、主役不在で俯瞰の目線からコンテンツを評価する三人称コンテンツです。

この二つの視点は、文章を読み手にイメージさせる上では、非常に重要な設定で、ごちゃごちゃになると伝わるものも伝わりません。

小説で言えば、心の声(主人公の声)か、ト書き(作者の声)かの違いです。ゲームで言えば、ドラクエ(勇者=自分)か、ファイナルファンタジー(あくまで自分は操作する側)の違いです。

一般的にコンテンツマーケティングにおける”紹介””情報発信”は三人称の部類に入りますので、読者へ向けての狙いは有益情報の提供であり、読んだ側も気軽にシェアすることが出来ます。それは、書き手のセンスや主観、態度や雰囲気などに共感したわけではなく、あくまで内容について興味があるのだと第三者へ伝わるからです。

書き手が一人称の場合は、その書き手の個性が全面に出ますので、拡散時にはその書き手の思考に共感することと同義となります。(~~体験してみた、など)そのため、拡散の傾向はオモシロ系のネタか、人物自体に人気がある場合が多いです。

そこまで視野に入れてコンテンツマーケティングの効果を考えると、(一部のネタ傾向をのぞき)三人称の視点で記事作成をする方が、エンゲージメントのハードルを下げることにつながります。

※一人称コンテンツは強力なパワーをもっているのですが、経験値がなく運用実績の足りないうちは三人称の方が取り組みやすいといえます。

最も避けるべきは、この視点がぶれて、一人称と三人称が混ざること。これをしてしまうと、読み手の方が、活字から得た自分の頭の中のイメージが定着せず、すんなりと情報が入ってこないことになりかねません。

今一度、自社の原稿がどの目線で行なっているかをチェックしてみてはいかがでしょうか。