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遠隔医療サービス「ポケットドクター」から見る 未来のネット拡張

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ポケットドクターをご存知でしょうか?

ポケットドクターとは、2016年の初頭にIoTプラットフォームサービスを提供するオプティムと、医療情報のプラットフォームを提供するMRTが共同で発表した「遠隔診療サービス」です。
これは、遠い所にいてもインターネットを通じて直接医者診療にかかることが出来るサービスで、2015年の遠隔医療についての法改正と回線環境・デバイスの技術向上によりテレビ電話の質が高まったことから実現いたしました。
媒体となるのはスマートフォンやタブレット。それらのカメラや通信機能を利用して、専用アプリで登録をすると、医師からアドバイスや診療を受けることが出来るサービスです。かかりつけ医とは別の医師に意見を聞く「セカンドオピニオン」などにも利用可能です。
医師側から見ても活躍の場の拡張になっており、物理的には海外の医師の参画も出来るわけです。

本サービスは、医療を受ける人の時間の拘束、行き来の労力、物理的診療困難者などを解決するためにリリースされています。

これは、これまでになかったネットを使った画期的なビジネス・サービスです。
「診療は対面で病院に行って受けるもの。もしくは医師から自宅へ出張いただくもの。」
この固定概念を打ち砕いた功績は大きいです。
IoTとも違い使用されるものは既存のネットデバイスですが、その向いている先はまさに生活のインターネット化といえるでしょう。

生活のインターネット化、という視点では、未来にむけて様々なネット拡張が期待出来ます。
○食事
○衣料
○旅行
○法事
○家事
○教育
○映画

あげればあげるだけ、様々な生活に付随するテーマが出てきます。
教育については、スマートフォンを介しての授業アプリケーションなど、すでにサービス化が進んでいるものもありますが、
今後さらにネット拡張が進んでいくと、自宅にいながら全ての体験が出来るようになる可能性を秘めています。

自社の商品・サービスを一度見直していただき、ユーザーが享受する手法や空間にメスを入れ、
固定概念を外してデジタルとの融合を見てみると、新たな発見があるかもしれません。