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コンテンツマーケティング

2017年に知るべき最新コンテンツマーケティング戦略

コンテンツマーケティングで成功するには、単に文章を投稿するだけではなく、その戦略を練る必要があります。具体的には、対象とするべきターゲットは誰か、ビジネス上の目的は何か、コンテンツをどうやって周知させるか、といった検討項目が含まれます。さらに詳細な戦略について知るため、コンテンツマーケティングを支援する企業Clutchは米国300社からアンケートをとり、2017年の流行を見出しました。

コンテンツ戦略で最も重要な要素は、ブランドストーリーです。自社の物語に共感するのは誰かを考え、その人たちの興味・不安・期待・欲求・ニーズに合わせたコンテンツを作成する必要があります。また、ミッション・ステートメントなどもコンテンツ戦略にとって重要な要素とされました。

ある調査によると、49%の企業にとってコンテンツ戦略の目的はブランド認知の向上です。さらに、30%の企業は検索エンジン対策、21%は見込み顧客の獲得を目指しています。このように、コンテンツを作成する際には、まず初めに、自社の目的を考えるようにしましょう。その目的によって、結果を測定する指標が決まってくるからです。例えば、ソーシャルメディアでのエンゲージメント、検索エンジンからの流入数、登録や購入を行ったユーザー数などが指標として考えられます。

種類の観点から効果の高いコンテンツは、調査データ、インフォグラフィック、製品紹介の順に挙げられました。特に、インフォグラフィックは現在、注目が集まり、トレンドを生み出しつつあります。自社で収集したデータやオリジナルの情報をインフォグラフィックとしてまとめるのが、成功の鍵です。

コンテンツ戦略の成否を測る指標としては、32%の企業が売り上げを使っています。続いて、29%の企業は閲覧数やダウンロード数を含んだコンテンツ消費、また、同率で29%の企業が見込み顧客の獲得を指標としています。加えて、10%の企業はソーシャルメディアでの共有・拡散を重視しています。指標を正しく設定しなければ、目標を達成したかどうかが判断できず、間違った結論に向かってしまいます。時間と予算の無駄にならないよう、指標を含めたコンテンツマーケティング戦略を立案するようにしましょう。

参考資料(https://www.searchenginejournal.com/content-marketing-strategy-trends-2017/184494/)著者:Takayuki Sato