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2019年、広告予算はFacebookからInstagramへ移り続けるのか

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FacebookやInstagramは販促を行うプラットフォームとして独占的な地位を築いている

2018年は、広告予算がFacebookからInstagramへと移る現象が見られるようになりました。この傾向は2019年には、さらに強くなっていくと予想されています。ソーシャルメディア広告のトレンドについて、AdWeekの編集者David Cohenが解説しました。
TwitterやSnapchatは、ソーシャルメディア広告の小さなシェアしか持っていません。今後もこれらのシェアが伸びるとは考えられておらず、Instagramと、その親会社であるFacebookの強さが目立ちます。

Instagramの中でもフィードからInstagramストーリーへと広告予算が移っている

ソーシャルメディア分析ツールを開発するSocialbakersは、ソーシャルメディアに関するトレンド・レポートを発表しています。その調査では2018年6月以降、Instagramへの広告予算が上昇し、広告キャンペーンを行う際に、初めに考えるべきプラットフォームとなりました。さらに、Instagramの中でも、フィードからInstagramストーリーへと広告予算が移っています。
Facebookではエンゲージメントの低下が報じられています。ケンブリッジ・アナリティカのデータ不正利用疑惑の影響ではないものの、顧客との意味のある対話ができるかどうかが、Facebookでの成功要因となっています。

静止画像から動画へとコンテンツの中心的な存在は変わっていく

静止画像から動画へと移っていく傾向は、FacebookでもInstagramでも共通しており、2019年以降もこのトレンドは続いていくと見られています。文章と同様に、静止画が完全になくなるわけではありませんが、動画の方がエンゲージメントを集められるコンテンツとなっています。
これまで最も多くのいいねや、コメントを集めていた企業が、そのエンゲージメントを減らしている傾向が見られます。これは、Facebookがアルゴリズムを変更し、表示される投稿を調整しているのが理由の一つです。偽のフォロワーやエンゲージメントは、もはや有効ではなく、正当なマーケティング手法しか通用しないようになるでしょう。

まとめ
Instagramと、その親会社であるFacebookは、ソーシャルメディア業界で独占的な存在になりつつあります。そのエンゲージメントの高さや新機能の魅力により、Instagramの重要性は2019年も高まり続けると見られています。
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参考資料
https://www.adweek.com/digital/will-ad-dollars-continue-shifting-from-facebook-to-instagram-in-2019/
著者:Takayuki Sato