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Facebookがクリックベイト対策に本腰を。釣り記事はもう通用しない

・クリックベイトとは?
クリックベイトについて、まず説明します。
クリックベイトとは、「刺激的ないし扇動的な記事タイトルをつけてユーザーのクリックを誘導し、アクセス数を増やす手法」のことです。一般的には、タイトルと中身が関連性のないものがクリックベイトと呼ばれます。

クリックベイトの「ベイト」とは英語で「餌」を意味し、クリックへ誘導するための撒き餌という意味になります。Facebookは、2016年8月4日時点で、対クリックベイトのアルゴリズムを導入したことを発表しました。

その内容は、「クリックしたもののすぐに直帰しニュースフィードに戻った記事を自動判別し、ニュースフィードでの表示を引き下げる」というもの。今後、ますます精度は向上するものと思われます。

・Facebookはフェイクニュース対策も本格化
2016年12月4日にはフェイクニュースをきっかけとしてワシントンD.Cのピザ店で発砲事件が発生し、問題になりました。その後、Facebookはフェイクニュースを締め出すべく、対応を本格化しています。フェイクニュースと疑われるものはユーザーによって通報できるような制度を整え、通報され外部機関によりフェイクニュースと判断されたものは、「警告表示」のラベルがつく仕組みとなっています。

・扇動的で中身のない記事はもう終わり。身を削って作る努力が必要
今までは扇動的で刺激的なタイトルを付けた記事をFacebookに投稿すれば、多くのトラフィックを獲得できたかもしれません。しかし、もうそのような短期的で非本質的なユーザーのためにならない施策は意味を成さなくなっています。

ズルはすぐにユーザーに見破られ、SNSで炎上の火種になるでしょう。今後、求められるのは、きちんとユーザーのためになるコンテンツを作ること。そのためには、手軽に効率的にはできないのです。身を削り、頭を悩ますことが重要なのです。
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