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InstagramストーリーとSnapchat。あなたの会社に合っているのはどっち?

「消える」コンテンツを扱うInstagramストーリーとSnapchat

InstagramストーリーもSnapchatも「消える」コンテンツを扱います。動画や写真など、一定期間を過ぎたら閲覧できなくなる仕組みを提供することで、面白いものを見逃したくないという不安感をユーザーに抱かせ、定期的にアプリを開くよう促しているのです。時間やリソースが限られている企業のソーシャルメディア担当者は、機能の似た二つのアプリを扱うのは現実的ではないかもしれません。Hootsuiteのリンゼイ・ピーコックは、InstagramとSnapchatの相違点と共通点を明らかにし、企業による向き・不向きについて分析しました。

InstagramのユーザーはSnapchatの約5倍

Snapchatは1億人の日次アクティブ・ユーザーを抱え、半分以上のユーザーが毎日アプリを使っています。スポンサードレンズを使えば、企業は1600万人以上のユーザーへリーチできるのが魅力です。一方、InstagramはSnapchatの約5倍のユーザーを有し、平均して毎日、9500万回の投稿が行われています。2016年には48.8%の企業がInstagramのアカウントを作成し、2017年には2倍に増えるという調査もあります。

18歳から34歳のユーザーが41%を占めるSnapchat

若年層に多く利用されている印象のあるSnapchatですが、半数以上は25歳以上となり、18歳から34歳のユーザーが41%を占めています。ある調査では、女性や学生に好まれるという特徴が明らかにされました。そして、Snapchatに次いで若者から支持されているアプリがInstagramです。18歳から29歳のユーザーのうち、55%はInstagramを利用していると言われます。

全画面表示の広告が使えるInstagram、レンズやフィルターで広告を出すSnapchat

どちらのプラットフォームでも広告が出稿できますが、Instagramでは全画面表示で没入感の高い動画が流せます。特定のユーザー層に絞って投稿すれば、高い効果が期待できるでしょう。Snapchatでも様々な広告が用意され、スワイプすると詳細が見れるスナップ・アドや、スポンサードレンズ、ジオフィルターなどが利用可能です。

まとめ

上記の共通点・相違点を踏まえ、自社にとってのメリット・デメリットを考えるのは、ソーシャルメディア担当者の仕事です。もし、どちらも有効であれば両方使いましょう。一方で投稿したコンテンツに別の意味を与え、もう一方のプラットフォームに再利用するのです。インフォグラフィックをスライドショーにしたり、電子書籍の内容を一枚の画像にまとめたり、様々な方法が考えられます。
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参考資料
https://blog.hootsuite.com/snapchat-vs-instagram-stories/
著者:Takayuki Sato