Facebookのリーチ数を把握する
ソーシャルメディアマーケティングの成果指標のひとつにリーチ数があります。
リーチ数とはソーシャルメディアに投稿したコンテンツに触れる(見る)ことができたユーザーの数で、企業のブランドやサービスの認知度を上げるためにはリーチ数をあげることが最初の一歩になります。
Facebookではリーチ数が3つの種類に分けられていますので、まずはその違いをしっかりと理解して、投稿した記事の分析精度を高めることがリーチ数を増やすことに繋がります。
1. オーガニックリーチ
Facebookページのファンが自身のニュースフィードでページによる投稿を確認したユーザー数と、Facebookページに直接アクセスしてきて投稿を見たユーザー数(そのページのファンでないユーザーも含まれます)が、オーガニックリーチになります。
2. 有料リーチ
Facebookページが出稿している広告を見たユーザー数が、有料のリーチ数になります。
3. クチコミリーチ
友達が公開した『Facebookページに関する投稿』を見た人の数が、クチコミのリーチ数になります。投稿にはいいね!や シェアなどの数も含まれます。
さて、この3種類のリーチですが、実はクチコミリーチがオーガニックリーチに統合されてしまったため、クチコミ単体のリーチがどれだけあるのかインサイトの画面には表示されなくなってしまいました。単純に広告によるリーチなのかそうでないのかという分類になりましたので、シンプルになって分かりやすくなった側面もあるかもしれません。
しかしFacebookページの運用方針や戦略によっては、ユーザーが直接Facebookページを見たのか、友達の影響によって見たのかを別々に把握したいケースもあるでしょう。
そのような場合はFacebookインサイトのエクスポートメニューから「過去のテンプレートを使用してデータをエクスポート」にチェックを入れてレポートをダウンロードすると確認することができます。