コンテンツマーケティングテクニックは情報番組を参考にしよう
コンテンツマーケティングは、企業ブランドの宣伝や販促の経験値の方にはややとっつきにくいものだと思います。なぜなら、そもそも自社商品を人に紹介することを生業としており、そのキャリアを進んでいるがゆえに、特に日本企業は「プロダクトアウト」の傾向にあるからです。コンテンツマーケティングは究極の「マーケットイン」。市場の動きやユーザーの気持ちを汲み取って情報展開を図ります。だから厄介。頭の切替が難しい。
困った時には、テレビを見てください。
テレビ番組は根っこからのコンテンツマーケティングです
人が求めている情報や、見たい!と思える内容を「番組」として放送し、その番組の集客力を商品にCMスポンサーを獲得しているのです。つまり、番組自体には何の値段もついていません。「人が集まる装置」として価値があるのです。
特に情報番組は、世間のニーズや、社会の動きに敏感で、ありとあらゆる情報メディアから、ネタをひっぱってきています。様々な情報番組の放送している内容を、自社の商品や業界、ターゲットに置き換えてみて、使えそうなネタを掘り下げ調べ、コンテンツとして仕上げる。このような活動を行なうだけでも、思考の幅は広がります。
ただし!コンテンツマーケティングで求められているのは、ニーズ性の高さと合わせて、独自性です。テレビにインスパイアされたネタの切り口でコンテンツを作ることはどんどんやるべきですが、テレビでやっていたネタや情報を横流しするのは全く意味がありません。かえってネガティブに働く可能性も。。。
テレビなどのメディアは、あくまでネタを作るための文献程度にとどめておき、自社の独自性をたっぷり生かした企画を構築ください。テレビのように、「媒体」としての集客価値を作る必要はありませんが、自社商品に興味がなくともコンテンツは見たい!と思えるほどになれば、そのサイトコンテンツは成功と言えるのではないでしょうか。