ベンチャー企業のためのInstagramマーケティング
顧客が属するコミュニティと関係を築き、価値を伝えるコンテンツを投稿する
Instagramは多くの人にとって写真や動画をシェアするためのものだと考えられていますが、企業にとっては画像を通してブランドの背景にあるストーリーを伝えるためのものです。Instagramをベンチャー企業やその他のブランドで役立てるための方法を調べるため、Entrepreneur Mediaが起業家に取材をしています。
Instagramを売り上げにつなげるためにはフォロワーを増やすだけでは十分ではなく、見込み顧客となる層が属するコミュニティと関係を築く必要があります。ブランド戦略の専門家Lulu Raghavanは製品を売りつけてはならないと強調します。価値を伝えるための画像や動画を作成するためにコストや時間を投資することが、大きな違いを生むのです。
資金の少ないベンチャー企業では、オーガニックリーチが可能なInstagramが有効
Facebookは最新の変更によりオーガニックリーチが極めて困難になったため、マーケティング担当者や起業家は有料広告よりもオーガニックリーチに適したプラットフォームとしてInstagramを認識するようになっています。規模の小さな企業では、少ない予算でマーケティング活動が行えるInstagramが重宝されます。特に、Instagramでは有料広告よりもブランディングが有効なので、ブランド認知を高めるInstagramストーリーが役立ちます。通常の投稿よりも、高いエンゲージメントが期待されるからです。
ライブ動画はフォロワーに通知が送られるためエンゲージメントを高める
Webマーケティング代理店E2M SolutionsのCEOであるManish Dudharejiaは、Instagramライブを試した経験が無ければ、すぐに始めるべきだと主張します。ここ数年、ライブ動画はマーケティング業界で流行した言葉となっていますが、実際、この手法はいくつかの利点があります。例えば、Instagramライブを開始するとフォロワーに通知されるため、フォロワーとの交流を深められます。ライブ動画は、企業からのメッセージをよりオーディエンスにとって分かりやすいものにし、フォロワーと人間らしい関係性を築くのを助けるのです。
まとめ
Instagramはコミュニティとの関係を構築するのに最適なツールです。B2BでもB2Cであっても、Instagramマーケティングとブランド戦略が合致していれば、Instagramを活用することができるでしょう。
参考資料
https://www.entrepreneur.com/article/316555
著者:Takayuki Sato