読者に価値を提供するコンテンツマーケティング事例
本日はコンテンツマーケティングを行っている企業の中から成功している事例をいくつか紹介します。
これらは読者から共感を得るためのコンテンツ設計が上手く行われているので、
コンテンツマーケティングを考える際の参考にしてください。
1)Men’s HOLOS(メンズホロス)
http://www.mensholos.com/
リーブ21が運営する健康な髪を目指す男性のためのWEBサイト。
健康化的な髪のために、ヘアケアをはじめ、食事、心身のメンテナンス方法など、健康なライフスタイルに関する情報を提供しています。
髪に悩みを持つユーザーの課題を解決するコンテンツを多く提供する事で、ユーザーの来訪・ブランドへの親近感や好感度醸成を図っています。
2)GE (ゼネラル・エレクトリック)
http://instagram.com/generalelectric
航空機のエンジンやガスタービンの製造など幅広い事業を展開しているGEは、意外にもInstagramで多くの写真を投稿していて、昨年、米CMIの主催したコンテンツマーケティングアワードでは賞を受賞しています。
InstagramではGEの製品だけでなく普段はあまり見る機会がないGEの社員が働いている姿や、同社の一般的にはあまり知られていない製品が普段わたしたちの生活でどのように使われているのかなどを視覚的に伝えています。
写真は綺麗に加工されていて近未来や機能美を感じさせるような仕上がりになっているため、一般消費者とは疎遠なインフラ企業との印象を取り払ってくれる。実際に写真を見てGEに好印象を持たれた方もいるのではないでしょうか。
3)Mint.com
https://www.mint.com/blog/
Mint.comは個人向けの資産管理サービスを提供している。ブログという形で消費者の節約やお金の管理に役立つ情報を発信していて、潜在顧客の取り込みに成功している。当初は創業者がブログを作成していたが、後に専門チーム体勢に変更。著名ブログにも掲載されて多くのシェアを生んでいます。
これらの事例に共通することは「顧客」「企業」「サイト運用者」の3視点で顧客体験価値を高めていることです。
また、各コンテンツとも企業目線の情報発信、すなわち「自分自身について語る」のではなく、あくまで「読者のためになる自分語り」を意識したコンテンツ構成(文章、写真ともに)になっています。
この「読者のためになる自分語り」は「それ自体が読者に役立っている」という事に注目して欲しいです。自分語りと、例えば読者の「課題解決」などの接点を意識しながらコンテンツを設計する事で、ユーザーに「共感」してもらったり「価値の享受」をもたらすことに繋がりやすいので、ぜひ参考にしてください。