目に訴えるソーシャルメディアの特徴
インターネットはより目に訴えるものに変化してきました。以前のソーシャルメディアは文字が中心でしたが、現在はより解像度の高い様々な画像や動画が投稿されるようになっています。目に訴えるソーシャルメディアにおいては、そのプラットフォームの特徴にあった方法を採るのが広告キャンペーンを成功させる秘訣です。
Instagramは月間4億人のアクティブユーザーを数え、2010年の創業以来、400億枚の写真が投稿されています。プロ仕様の美しい画像が簡単に共有できる機能がユーザーの人気を呼び、目に訴えるソーシャルメディアの代表的な存在になりました。最近ではカルーセル広告の導入や動画広告の長さを60秒まで許容するなど、広告キャンペーンに関する機能追加の動きが活発です。
Instagram広告で成功するには、写真の品質が何よりも重要になります。Instagramの長方形フレームに合致するよう高画質の写真を撮影するのがポイントです。また、自社のブランドイメージに合うよう視覚エフェクトを適用すると、より強い印象をフォロワーに与えられます。複数の画像をまとめて表示できるカルーセル広告を駆使すると、投稿にストーリー性を感じさせることができるでしょう。
目に訴えるソーシャルメディアにおいては、Pinterestがもう一つの代表的な存在です。Eコマースの商品紹介で盛り上がったPinterestですが、現在はファッションのアイデアなどを共有する女性などに人気です。すぐに商品購入ができる「お買い物ピン」や、アメリカで導入された広告ピンなど、広告主により多くのオプションを与える戦略が注目を集めています。
Pinterestでは他のユーザーに「シェア」または「まとめ」られるのが重要です。8割以上の投稿は他のユーザーにピンされているとの調査がある程です。特に、Pinterestの世界では多くのフォロワーを持った「インフルエンサー」の存在が知られています。インフルエンサーと良い関係を保ち、自社の投稿をピンしてもらえるよう働きかけると、存在感を高められます。さらに、Pinterestはプラットフォームの外でも使用可能です。Pinterestのボードは自社サイトやブログに埋め込めるので、より多くのユーザーの目に触れさせ、シェアされるよう努めると良いでしょう。
参考資料
How to use visual social media part one: Instagram and Pinterest