フォロワーよりもエンゲージメント。動きつつあるソーシャルマーケティングの指標
SNSにおけるコンテンツマーケティングでは今まで、投稿をおこなうことで、いくらフォロワーが増えたのか、ということが注視されていました。しかし、Instagramでは投稿することで、いいね!がどれくらいついたのか、どれくらいコメントされたのかが重要視されています。Instagramにおけるエンゲージメントは、フォロワー数から、いいね!など、ユーザーからおこなうアクション数へと変容しているのです。
SNSにおけるマーケティングでは、トレンドとして、ユーザーがアクションをおこなった数を重要視する、という傾向があります。 特に、Instagramでは拡散機能が公式アプリでは用意されていないので、シェア数でエンゲージメントを正しくはかることは難しいです。そのため、いいね!やコメントでエンゲージメントを計測します。
エンゲージメント率を以下のように算出するところもあります。
「いいね!」数とコメント数の合計÷フォロワー数×100
Instagramアカウントのエンゲージメントを計測していない場合、上記の算出方法で計測してみてはいかがでしょうか。また、自分で計測する他に、エンゲージメントを測るツールとしてIconosquareがあります。
▼ Iconosquare
https://pro.iconosquare.com/
Iconosquareでは、過去自分がおこなった投稿に対するエンゲージメントが自動で算出され、確認することができます。いつ、どんな投稿をおこない、どれくらいのエンゲージメントに結びついたのかを図表で確認することは非常に重要です。
どんなフィルターをかけて、どんなハッシュタグを使うべきなのか、過去のデータを基に判断することができるのです。
Instagramは写真の質により、エンゲージメントが大きく変わります。ファンを惹きつけるために、できるだけ可愛く綺麗な写真を投稿することが重要です。「かわいい」「綺麗」という認識は感覚的であるため、感覚的に「この写真がいいのでは」と投稿して、運営されている方もいるかもしれません。
しかし、ツールを使うことで、Instagramの投稿内容を定量的にコンテンツの良し悪しを判断することも可能です。ツールを使ってわかるデータから、自社のコンテンツの方向性を探ってみてはいかがでしょうか。