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アプリデザインを発注する際に気をつけておきたい思考

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アプリデザインを発注するときに、どんなことを気をつけていますか?なんとなくモックを作って発注していないでしょうか。デザイナーに発注するとき、なぜこのデザインなのか伝えることが重要です。アプリデザインを発注する際に気をつけたい3つの思考法をお伝えします。

1.なぜなぜの思考

「なぜ問題が発生しているのか?」「なぜその問題は解決しないのか?」というように、現状かかえている問題に対して、疑問をなげかけてみましょう。

申し込みページにアクセスはあるが、離脱が多い場合、なぜ?を問いかけて原因分析をする手立てがあります。例えば、申し込みページには記入必須項目が多いから離脱が多い、という仮説があったとして、なぜ記入必須項目が多いのか?必要な情報なのか?、というよう問いかけを繰り返すことによって、隠れていた本質的な問題に気付くことができます。その結果、デザインに対しユーザーがかかえている本質的な問題解説のための思考をおこなえるのです。

2.もし〜ならの思考

これは、サービスの方向性を考えるための思考法です。将来こうなっているのではないか、という想定をすることで、サービスの方向性に則したデザインをおこなうことができます。

例えば、人工知能が自分の好みに合わせてサイトから服を検索してくれるならば……。既存の検索画面のように、色の指定やサイズの指定は必要ないかもしれませんね。このように、将来どうなるだろうか、という仮定を立てることで、将来のサービス像を思い描くことができます。

3)ある1日の行動思考

こちらはサービス利用者が、どんな背景でどんなストーリーを持ってしてサービスを使っているのか、背景を考えてデザインする方法です。

1人のユーザーが、1日どんなストーリーをもって生活し、その生活のなかでどういう経緯でサービスを利用しているのかを考えます。

1日という広範囲でユーザーの背景を考えることで、使うデバイス、サービス利用に使える時間、どんな目的でサービスを利用するのか……、といったデザインにおいて、重要な要素をある程度設定できるようになります。

これらを設定し、考えてからデザイン発注をおこなうべきでしょう。よりユーザビリティが向上するためにもこの思考法を駆使しして、デザインモックを作ってみてくださいね。