地方企業は、「ローカルSEO」を活用して大手と差別化をはかろう
地方企業がWebマーケティングで大手企業よりも優位に立つ場合、一体どんな戦略を立てれば良いのでしょうか?そこで有効になるのが「ローカルSEO」という考え方です。今回は、このローカルSEOの概要と使い方についてご紹介します。
ローカルSEOとは?
ローカルSEOとは、「検索している地域(現在地情報)に見合った検索結果を表示するSEO」のことを指します。例えば、青森の弘前市に住んでいる人が「眼科」と入力すると、トップに地図情報とともに、現在地から近い企業名、団体名が自動的に検索されます。
ちなみに、これは検索ユーザーがGoogleアカウントにログインしているしていないにかかわらず、適用されます。つまり、Googleの検索エンジンを使っている全ての人が対象になります。ローカルSEOをするなら、「Googleマイビジネス」の登録が必須となります。これをしないと上位表示されないので、必ず登録しましょう。
・ローカルSEOで上位表示させるために必要なこと それでは、ローカルSEOで上位表示させるためには、どんなことが必要になるのでしょうか?それは以下の5つになります。
関連性
関連性とは、「ユーザーが検索した内容との関連性」です。例えば、ラーメン店なら、「飲食店」、「ランチ」という語句が該当する可能性があります。
距離
距離はユーザーの現在地との距離です。近ければ近いほど表示される確率が高まります。
知名度
知名度とは、一般的に認知されているかどうか、つまり「検索回数」が高いお店や企業ほど、上位に来る確率が上がります。また、これに関連してGoogleビジネスの口コミ数、評価も影響します。
正確な情報
Googleビジネスに入力されている情報が正確で網羅されているかがポイントです。営業時間、写真なども情報の一つに含まれます。
良質なコンテンツであることが大前提
ここまで、ローカルSEOについて書きましたが、大前提として「まず良質なコンテンツ」なことが重要です。ユーザーが訪問しても、直帰してしまうようなコンテンツ、ユーザーを欺くコンテンツでは、ローカルSEOを活用しても上手くいきません。ローカルSEOはまだまだ未開拓な領域といわれており、グレーな手段がまかり通っている事例もあるようです。
ブラックハット、スパム施策などで、一時的に大量のトラフィックを集められるかもしれませんが、それも長く続きません。良質なコンテンツを作るという大前提の上で、ローカルSEOを実践していきましょう。