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FacebookでCTAボタンを設置する際のポイント

今年になって日本でもFacebookページにCTA (コールトゥアクション)ボタンを設置できるようになりましたが、企業によってはあまり活用していないケースも見られるようです。そこで今回はどのような点に注意してCTAボタンを設置したら良いのかご紹介したいと思います。

Facebookページはこれまでもユーザーの集客・コンテンツマーケティングができるツールとして、多くの企業に広く利用されてきましたが

フェイスブックで利用できる「CTA」ボタンとは?
CTAボタンとはユーザーに行動を喚起するためのボタンのことで、ページに設置することによって、多くのユーザーに対して直接的な訴求を行うことが可能になります。現在、CTAボタンとして用意されているものは以下の9個です。

・予約する
・電話をする
・問い合わせをする
・メッセージを送信する
・アプリを利用する
・ゲームをプレイする
・購入する
・登録する
・動画を見る

ボタンのリンク先は自由に設定可能です。設置による費用はかかりません。

CTAボタンはコンテンツマーケティングとコンバージョンに繋げるための仕掛け
企業がユーザーにとって役立つ情報をサイトに公開していても、記事を読むだけでは読者がサービスや商品を購入してくれる可能性は少ないでしょう。そこでCTAボタンを設置しておくと、ユーザーの関心を「有益な情報」から「自社のサービス・商品へ」と移行できる可能性が高まります。例えば、記事途中や最後に「会員登録」や「商品購入」といったCTAボタンを配置しておくと、具体的な行動を促すことができます。

CTAボタンを設置する際のポイント
しかし、単にページにCTAボタンを設置しただけでは、ユーザーは通り過ぎてしまう可能性が高いと考えられます。では、どのように活用すれば上手く機能するのでしょうか?

以下の3つの点に注意してみましょう。

・伝わるように訴求する
ユーザーがCTAボタンを通り過ぎてしまっては意味がありません。ユーザーに伝わる分かりやすい言葉を使いましょう。また、ユーザーの目につく場所に配置することも大切です。

・クリックしたくなる仕掛けを用意する
位置や文言を改善するだけではなかなかクリックしてくれないユーザーも多いでしょう。「ギフト券プレゼント」といった特典をつける、クリックすることでさらに良質な情報が手に入る、などプラスアルファのメリットを提示することで、ユーザーの興味をさらに引くことができます。

・異なるニーズに対応できるようCTAボタンを複数作成する
記事を読んでユーザーが取る可能性がある行動は一つとは限りません。人によっては、「問い合わせをする」かもしれませんし、「登録をする」のかもしれません。ユーザーによってはニーズが異なることを想定しておくことで、より多くのユーザーを誘導することができるでしょう。

記事の中にCTAボタンを設置することは、ユーザーにとって決して迷惑なものではなく、ユーザーの次に行う適切な行動を案内するためのものです。まだCTAボタンを活用していない場合は、上記の点を参考に試してみてはどうでしょうか。
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