のぞいてみよう、業界別Facebookページ <生命保険編>
業界別にSNSの状況を見渡してみるとどんな傾向があるのか?
今回は生命保険の業界におけるFacebookのコミュニケーションを見てみます。
生命保険って、新規の契約が肝で、契約後は解約されない限り顧客であり続けるので、普通の消費財やブランドものとSNSの向き合いが違うのではないでしょうか?もしかしたら、完全な新規ターゲット狙いか、逆に既オーナーのみへ向けたコンテンツかもしれません。動物系のマスコットキャラも多いので、人格が動物だったり?特殊な業態なので、ソーシャルメディアの使い方は慎重なのではないでしょうか。いくつか保険会社のFacebookをのぞいてみました
■アフラック
https://www.facebook.com/aflac.co.jp/
更新頻度は高くなく月2~3回。必ず、保険で助かった人が登場しインタビュー式のコンテンツになっています。つまり、量より質!
■オリックス生命
https://www.facebook.com/orixlife/
完全におかずレシピサイト。もうとにかくおいしそう。
■ライフネット生命
https://www.facebook.com/LifenetInsurance/
ライフネットジャーナルというタイトルで世間のニュースを提供中!
■メディケア生命
https://www.facebook.com/medicarelife/
ネコ・動物、時々スイーツ。
全然保険会社していない!
むしろ、ほとんど保険の話がでていなくて大丈夫なのでしょうか?ちょっとはたから見ると不安な感じですが、これを戦略的にやっているのであれば、それくらい生命保険の顧客とのリレーション作りは大変ということですね。ちょっとしたフックをつけて生命保険の話をするよりも、内容全く関係なくとにかく良好な関係値を作ることの方が重要だし価値がある(といえる)。これは逆説的に言えば、商材が万人にポジティブにとらえられるものではない。ということを指しています。(保険のイメージが営業主体だからでしょうか)ご担当者の御苦労が目に浮かぶようです。
<まとめ>
企業によって差はあるものの、生命保険のFacebookページは制約がすごく多そうだけど、かえって自由。表現の制約が多いはずの生命保険会社にて、ソーシャルのアプローチの幅の広さに脱帽です。