やはり、10代女子はFacebookを活用していない。
女性はどんな風にスマホを活用しているのか。
今年初旬、スマートフォン、タブレットを中心とした消費者動向や市場調査を公開しているマーケティングリサーチ機関である、MMDがインテル・セキュリティ(日本での事業会社はマカフィー)と共同で「女性のスマートフォン利用実態調査」を実施した。
参考:調査結果サマリー https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1630.html
本調査では、女子高生のみならず、スマートフォンを所有している女子大生、20・30代社会人独身女性、40代既婚女性1,574人を対象に実施されたのだが、スマホのOSから、通信料、定期的に使用するサイトやアプリ、サイトの使用理由など、他にも興味深いデータを得ることができる。
なんと、女子高生のFacebook利用は1割に!
調査結果で驚くべき部分は、女子高生が定期的に使っているスマホアプリ・サイトランキングのベスト10には、グローバルユーザー数17億を誇る、Facebookが入っていない。ちなみに、女子高生以外の世代別ランキングでは、全てのカテゴリーでFacebookはベスト10に入っている。
Facebook、若者離れ&ユーザー激減が深刻…もはや、おじさんの道具?
出展:http://biz-journal.jp/2015/09/post_11583.html
上記は約2年前の記事だが、ここ数年でFacebookは、さらに若者離れをしてしまい、はおじさん・おばさんのSNSと認識されているのかもしれない。また、若気の至りで、個人情報を開示してしまいリークされてトラブルへ、アカウントのっとりの詐欺行為、ネットいじめにストーカー、リベンジポルノ…知識のない若者には、使い方次第では想像もできない、犯罪の温床にもなりかねない危険も含んでいます。もちろん、これは他のSNSでも同じことが言えますが…。
他のSNS活用が多い理由として考えられるのは、大人であれば昔の知り合いと繋がれるという魅力もあり、再会するきっかけになるなど、ワクワクすることもあるかもしれません。しかし、今を生きている”女子高生”にはそんな感覚は皆無でしょう。また、ビジネスのために、横の繋がりを広げよう! という発想にも至らないはず。
そんな、彼女たちにとって、まさに”現在”が大切であり、”今”を切り取り、瞬時に投稿できるTwitterや画像投稿ができるInstagramが人気だということは、なんとなく理解できる気がしますね。