【記事制作のコツ講座】 アイディアフラッシュ術③「ワードだけのメモ」
コンテンツマーケティングのアイディアフラッシュ術。
皆さんはコンテンツを生み出す時、自分のネタ帳を用意しませんでしょうか?
日々の生活の中で気付いたことを書き留める、それをビジネスの場でうまく加工アレンジして具体的なものに仕上げる。こんなやり方をされている方も多いのではないでしょうか。その手法にもう一工夫を加えると、よりアイディアの幅は広がります。
■文脈を加えると思考が限定化する
メモをとる際、主語述語を加えた一文節で書いていませんでしょうか?アイディアを書き留める点においてこちらの方法は正しいです。なぜなら、どのような発想を持って、どんな内容を書くべきかが後からみてもパッとわかるからです。しかしながら、逆にそのメモからは一つのアイディアしか生まれないため、思考が限定化されます。一度記事を作ってしまうと、そのアイディアメモは用無しとなってしまうのです。
■アイディアを拡張するコツは「ワードだけのメモ」
そんなメモを使い捨てにしないためには、ワードだけのメモをとることをオススメします。もちろん、文節化していないので、単語の羅列になるのですが、最初に浮かんだ文脈はしばらくは頭に残っているもの。そこのシナプスさえつながれば、文脈を再現しコンテンツに起こすことは可能です。ワードだけのメモの利点は、しばらく時間が経った後に改めてみてみると、別の視点が生まれることがあるからです。
しかも、他に書き残しているワードメモとつなげることで、さらに拡張したアイディアを生み出すこともあります。例えば、「釣りの穴場スポット100選」というコンテンツアイディアを、「釣り」「穴場スポット」「100選」で分けてメモ化したとします。また、別のメモで「ライセンス取得だけの道のり潜入」というアイディアを「ライセンス取得」「道のり」「潜入」と分けます。
この二つのコンテンツのワードメモだけでも、様々な組み合わせを新たに作ることができます。
・釣りの穴場スポット潜入
・ライセンス100選
・とってみる!?穴場ライセンス
・穴場スポットができるまでの道のり
アイディアは全てが0から生まれるものではありません。いくつもの情報・要素の掛け合わせで新たな価値が生まれることの方が多いくらいです。