のぞいてみよう、業界別Facebookページ <アパレル編>
業界別Facebookページの紹介企画。今回はアパレル業界のFacebookの世界をご紹介します。
アパレルというと非常に範囲が広くなりますが、衣料品を前提になるべくファッショナブルなジャンルのアパレルにおける活用方法をみていきたいと思います。
■アパレル業界のソーシャルメディアは総じて素材のクオリティが高い
特にハイブランドよりのアパレルブランドに顕著ですが、とにかく画像や映像の素材クオリティが高いのが特徴です。明らかにプロカメラマンの撮影であり、レタッチもバキバキにかけただろう画像ばかりで、フレンドリーなアカウントを展開している企業と比べると気を抜けない非常に世界観を全面に出したページが多いです。
その商品特性から、おそらく商品撮影やスタイルカット、雑誌などのメディア用素材が他の業界と比べると多く、ソーシャルメディアでもうまく転用しながら行なっているものと考えられます。(でないと、ソーシャルメディアに担保している予算が非常に多い計算になってしまうのです)
■投稿頻度の主流は1日1~3回程度
また、アパレルブランドのソーシャルメディアの投稿数は多く、Facebookの場合は1日1~3件程度が主流です。この投稿数、キャンペーンや商品入替えの要素が強いための傾向ではありますが、それ以上に膨大な商品ラインナップが影響しています。同じ型のラインだとしてもカラーバリエーションが複数あり、仮に20の新アイテムを発表したとしても、カラーバリエーションを含めると100近い商品ラインナップになってくるわけです。
■カバー写真とアイコンが個性強し
各アパレルブランドのカバー写真を集めてくるだけで、それぞれの個性や特徴がわかるくらい、Facebookのカバー写真が非常に個性的で、豪華。画格としては特殊なサイズにも関わらずキメ細やかに制作されており、ソーシャルメディアに対する姿勢が透けて見えるようです。
いまや、ファッションの業界においてWEB情報とソーシャルメディアは非常に重要なマーケットです。ECがモバイルで発展していることもあいまり、各社の腰の入れ様はものすごいものがあります。