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YouTubeのオーガニックリーチを改善する方法

YouTubeはGoogleに次いで世界第二位の利用者数を誇る検索エンジンです。10億人以上のユーザーを抱える世界的なWebサイトでの膨大なトラフィックは、マーケティング担当者にとって無視できるものではありません。YouTubeの検索結果に表示され、多くの人の目に触れるにはどうすれば良いでしょうか。

YouTube上のオーガニックリーチを改善する第一歩としては、YouTubeチャンネルのブランド認知向上が必須です。YouTubeチャンネルに表示されるプロフィール写真、カバー写真、紹介動画、ソーシャルメディアアカウント等の整備が推奨されます。YouTubeにはチャンネル登録の機能があるので、YouTubeチャンネルをEメールの署名欄や他のソーシャルメディアに掲載し、登録者数を増やすよう働きかけると良いでしょう。

Google AdWordsで広告を表示する際には、効果的に広告キャンペーンを展開できるよう、競争が厳しくないキーワードを選定する手法がとられます。YouTubeにおいてもこの手法は有効です。ユーザーの興味が高く、かつ競争の激しくないニッチなキーワードを見つけるようにしましょう。キーワードはWebサイトのSEOと同様に、動画のタイトル、概要、及びタグに記載します。タイトルは55文字、概要は160文字程度が目安と言われています。タグは近い意味の語句を網羅できるよう、選定したキーワード、及び、そのバリエーションとなる語句を記載します。

YouTubeの詳細設定もオーガニックリーチに貢献します。Twitterなどのソーシャルメディアを設定しておくと、ユーザーによる共有・拡散が期待できます。また、プレイリストは関連動画を複数まとめて設定しておき、ユーザーが連続して再生できるようにする機能です。ユーザーにとっての利便性が高く、再生数の向上へ寄与します。アノテーションやカードの機能を利用し、動画内に関連動画へのリンクを埋め込むのも同様の効果が期待できます。そして、アップロードした動画にはサムネイル画像が設定できます。インパクトの強い画像はオーガニックリーチの改善に欠かせません。

YouTubeが検索エンジンの一つであることを考えると、ユーザーから高い評価を得ている動画が上位表示されるのは当然の仕組みでしょう。再生数が多い、高評価を受けている、多くのコメントが残されている、多くのシェアがされている、といった観点で、動画の評価がなされています。そのため、ブログやEメールといった多様なメディアに動画を埋め込み、少しでも多くの評価が得られるように努めましょう。評価の高い動画をアップロードするたびにYouTubeチャンネルのブランド認知が高まり、結果としてオーガニックリーチも改善していくのです。
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著者:Takayuki Sato