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分析関連

Google Playの躍進と分析手段

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日本ではスマートフォンの販売でiPhoneのシェアが約7割と言われていますが、
App Annieの調査によるとアプリ全体のダウンロード数ではGoogle PlayがiOSを抜いたと報じられています。

このようなGoogle Playの勢いはディベロッパーに向けた施策からも見て取ることができます。
昨年にはGoogle Analyticsとの連携が発表されましたが、Androidマーケットでアプリを公開して集客方法を模索しているアプリマーケターにとっては非常に歓迎すべき出来事でした。

MM総研の調査によると、2013年9月時点での国内スマートフォン契約者数は50,150,000人に及び、そのうち63%のOSがAndroidです。実に3,000万人以上の人々がAndroidを使っているということになりますので、規模的にもインパクトの大きい施策であったことが伺えます。

Googleがコンテンツプロバイダーにとってビジネスをしやすい環境を整備することで、配信されるコンテンツのそもそもの質が高まり、結果として広告主・プロバイダー・ユーザーがよりメリットを享受できるようになることが期待されていましたので、今回アプリのダウンロード数がiOSを抜いたことはその一因と言えるかも知れません。

特にGoogle PlayとGoogle Analyticsとの関係で見ると、このような動きが続いていくことで例えば近い将来、

広告主が出稿を予定しているアプリを既にインストールしている人にはその広告を表示しない
特定のアプリをインストールしている人にだけ広告を出稿する
ユーザーと親和性の高い広告が出稿されていない場合はそもそも広告枠自体を表示しない

といったような、より精度の高いターゲティングまでもできるようになる日がくるかもしれません。
Googleによるサービス間の連携には今後も注目していく価値がありそうです。

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