2019
03.08
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インスタ文化と企業を下支えする「ワンショット消費」とは


「ワンショット消費」という言葉を聞いたことがありますか?購入した服やかばんなどを見に着け写真を撮り、インスタグラムなどのSNSにあげ、その後フリマアプリなどで売却するという消費方法です。数回着用しただけですぐに新品同然で売却するため高く売ることができ、例えば30,000円の服が25,000円で売れれば、実質5,000円でその服を着た自分への「いいね!」を買うことができた……という考え方です。

■モノよりも「コト」「その瞬間」を買うミレニアル世代たち

「ワンショット消費」はインスタグラムをはじめとするSNSの普及による「自己承認欲求の高まり」、そしてメルカリなどのフリマアプリの台頭により発生した独特の消費方法です。「モノ」を所有することにこだわらないミレニアル世代ならではの合理的な考え方ともいえるかもしれません。そして、こうした「ワンショット消費」をもっと手軽に叶えるためのサービス提供に乗り出す企業も増えてきています。

■ブランドバックは「いつか買うもの」ではなく手軽にレンタルするもの

ブランドバッグを彼氏におねだりして買ってもらう、一生懸命働いてようやく手に入れる……こういった考え方もミレニアル世代にはあまりありません。なぜなら、「いつも同じバッグだとインスタ映えしないから」なのだそうです。そこで登場したのがブランドバックのレンタルサービス。月額6,800円というお手頃な価格で57ものブランドのバックをレンタルすることができます。送料無料で自宅までクリーニングしたブランドバックが届き、好きなタイミングで予約と返却が可能。ファッションや気分に合わせてとっかえひっかえできるというサービスです。

■高級車もレンタカーで借りることができる時代

さらに、高級車のレンタルサービスも存在します。ひと昔前であれば富裕層の特権であった「ランボルギーニ」など3,000万円以上する高級車が1日約10万円以下でレンタル可能。10万円程度なら富裕層でなくとも勝負したい日、「SNS映え」をしたいときだけの「ワンショット消費」が叶うというわけです。

こういった新たな消費方法にも目を光らせておくことで、ビジネスチャンスが広がるかもしれませんね。