他社の「コンテンツマーケティングの成功例」をマネしても失敗します。
コンテンツマーケティングを実践する際に、一番最初に考えることはなんでしょうか?
最近ではコンテンツマーケティングを専門に扱う企業も増えてきましたが、そういった会社の方に話を伺うと、
コンテンツマーケティングを始めようとしている会社のほとんどが最初に、
「うまくいっている会社事例を教えて欲しい」
と言ってこられるそうです。
企業ごとなので、会社への説得材料として一番わかりやすい、というのもわかります。
書籍と同様、WEBサイトにおいても「成功事例」「成功体験」は存在しますが、
この手の事例を真に受けて採用すると、コンテンツマーケティングは失敗・終了します。
■コンテンツマーケティングの「成功・失敗」の評価は会社ごとに違う
メディアプロモーションなど、一定の数値が表面化しており、一般的にゴールとされるビジョンが明確なものであれば、
成功事例は凡例として大いに生きてくるのですが、コンテンツマーケティングは”ファンを増やす動き”。
その定義は会社ごとに異なります。
つまり、成功事例はあくまで、その実践した会社にとっての成功事例であって、万国共通ではないのです。
成功事例を真似て、一定数のPVを獲得できた!→で、なんでやってるんだっけ?
という着地が、継続した施策になっていくとは思えません。
■コンテンツマーケティングは”オンリーワン”を目指すもの
コンテンツマーケティングは、いわば「メディア+クリエイティブ」です。
仮にCMを作成するとした場合、CMの投下の仕方は競合を真似たとしても、
CMのクリエイティブは真似しませんよね?
どんな内容を打ち出していくかについてはその会社のオンリーワンであるべきなのです。
■一方で、戦略の組み立て方には法則あり
コンテンツマーケティングのアウトプットは真似しないにしても、
その作り方についてはどんどん真似をしていった方が特です。
具体的には、
・コンテンツの出し方(発想の仕方、ユーザー目線)
・コンテンツの更新頻度や見せ方 (写真や記事の出し方)
など。
根幹にある「ネタ」と「KPI・KGI」を独創的に築き、「運用」の成功例を参考にするのがベストです。
コンテンツマーケティングの成功事例閲覧にはご注意を。