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「インスタ映え」をアピールしすぎると、嫌われる?

様々な企業が「インスタ映え」を活用したプロモーションを行っていますが、その裏では実は様々なトラブルが起こっています。この状況を受けて、「インスタ映え」に対して批判的な意見を持つ人も増えています。この記事では、「インスタ映え」の問題点と「インスタ映え」を上手く取り入れる方法について書いていきます。

「インスタ映え」で起こっている問題

「インスタ映え」によって、多くのお店や企業が取り上げられるチャンスが増えた反面、様々な問題も起こっています。

■撮影目的でお店に来る人が増えている
奈良市にある「ジャンゴレコード」がSNSへの投稿目的で来店し購入しなかったということをツイッターに投稿し、ネットで反響を呼んだのが記憶に新しいですね。これは氷山の一角でしかなく、各地で同じようなトラブルが起きている可能性が高いです。店舗にとってはもちろん宣伝になるかもしれませんが、撮影する人が殺到し、近隣住民へ騒音や立ち入り禁止区域の踏み入れなど、度が過ぎると問題化する恐れがあります。

■撮影するために注文し食べない
インスタ映えする商品だからと、購入して食べずに捨てたり、残したりする人が増えています。デカ盛りメニューの元祖である「ラーメン二郎 環七新代田店」は、この流れを受けて店内写真撮影禁止にしています。

「インスタ映え」を「インスタ蝿」と揶揄されるように

今では、こうした問題を受けて、ネット上では「インスタ映え」を「インスタ蝿」と揶揄する人も現れて、「インスタ映え」に対してネガティブな印象を抱く人が増えています。そのため、もし「インスタ映え」を使ってプロモーションを行うなら、以下の点に気をつけましょう。

■撮影ルールを作る
例えば、お店でインスタ映えしそうな商品やサービスを出すなら、撮影時間を決める、お客さんの撮影を禁止にするかわりに撮影サービスを行うなど、工夫をして撮影ルールを作りましょう。

■インスタを楽しみたい人専用の時間やブースを設置する
インスタグラムを楽しみたいという人と、純粋に商品やサービスを楽しみたいという人の間でトラブルにならないよう、並ぶ列を分ける、ブースを分ける、時間帯を分けるなどして上手く取り入れましょう。

まとめ

インスタグラムは、方法やルールを整備すれば、非常に有用なプロモーションツールになり得ます。あまり、「インスタ映え」を強調しすぎずに、バランス良く取り入れていきましょう。
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