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のぞいてみよう、業界別Facebookページ <自動車編>

■傾向は2分化!国内企業と外資企業に大きな差が。

日本国内で展開している自動車メーカーは数多く存在します。その中でも比較的常用利用を意識した商品展開を図っているのが、トヨタや日産、ホンダなど国内メーカー。燃費が良い、広い、静か、小回りが利く、それでいて安い。などいわゆる機能面での特徴特化型です。一方で、スピード感やラグジュアリー、上質設計を打ち出しているのが、ベンツやアウディ、BMWなどの外国産ブランド。重厚感、スピード性、快適な時間を過ごせる車内、など。乗った時の心地よさを追求したブランド設計になっています。(この傾向は、ポルシェ・ベントレー・マセラッティなど上位にいけばいくほど顕著に)

Facebookでのアプローチもまさにこの「国内」と「外資」で大きく傾向が2分化しています。

<国内メーカー>より、身近な存在に。

もちろん商品やブランドのアプローチも図るのですが、クイズやゲーム、人物ネタの投稿など、割と他のメーカーとそん色ない幅広のコンテンツが多いです。敷居の高い所、という印象ではなく、「いつでも大歓迎です!」という姿勢で取り組んでいることがとって見えます。

<外資メーカー>グローバルの世界観をそのまま伝えたい

外資系の自動車Facebookにて、「かっこよく、颯爽と走る車」というアプローチ以外を見たことがありません。つまり、ブランド力一辺倒のマーケティング、「興味ない人は来なくていいですよ」の貫きタイプです。

例えば、イベントコンパニオン。国内メーカーは表に露出していきますが、外資系メーカー側はFacebook上にもその痕跡をオフィシャルには発信しません。また、国内メーカーは各ラインに”ブランド名”があり、そのブランドを中心に戦略を練りますが、外資メーカーの場合はラインが「数式」であることがほとんどです。
例)BMW 1シリーズ/3シリーズ/5シリーズ  など。
後者は前提となる「BMW」のブランド力を高める戦略をとっておりますので、その下に紐つく各ラインは用途に合わせた選択の幅。くらいにしか考えていないのです。

これらはどちらも戦略の違いですので。どちらが正しい・間違いというわけではありません。
これを機会に、自動車の世界でどのようなスタンスで発信されたコンテンツなのか、考察なさってみてはいかがでしょうか。
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